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鳥田と二人で準備を終えた会議室で待っていれば
「ねぇ鳥田は怖いのとか好き？」
「怖いの？…好きでも嫌いでもないですけど…」
「そっか〜」
「もしかしてここなんか出るんですか？」
「え？あはははは！ごめん違う違う、前にね？この
会議室で須藤とホラー観賞会したことがあってちょっと思い出しただけ」
「……会社でそんなことしていいんですか？」
「うちの課長めちゃくちゃ優しいからね〜。
あ、もちろん見たのは終業後だよ？」
「瀬野さん怖いの得意なんですね」
「いや、苦手、めちゃくちゃ怖い。」
「？じゃあ罰ゲームか何かで見たんですか？」
「いや、見た後怖くなって、あぁあ見なきゃよかったぁー！って思うんだけど、見るときは見たい気持ちのが勝っちゃって止められないっていうの？」
「それは………好きなんですか？苦手なんですか？」
「好きだけど苦手。」
「……よくわからないですね…」
「うん私も。」
「瀬野さんて面白いですね」
向けられた鳥田の笑顔は、なんだか……
「須藤さんもホラー好きだったんですか？」
「あー須藤はいつも私に付き合ってくれてる感じだったからなぁ」
「…瀬野さんと須藤さんは付き合ってるんですか？」
「え？あははは違うよ。須藤はただの同僚。でも彼氏はちゃんといるよん」
「……どんな人なんですか？」
「どんな？うーん、仕事に誠実な人？」
「忙しい人なんですか？」
「そうだねぇ、まぁ、」
「デートとかってどこ行くんですか？」
「あぁーそういえばしばらくしてないかなぁ」
「じゃあ休みの日は一人なんですか？」
「最近はそうだねぇ」
「じゃあ今度僕と遊びましょうよ」
「え？あーうんでもそれは彼に悪いからごめんね？」
「………じゃあ須藤さんとはプライベートで会ったことないんですか？」
「あー……ないことはないけど………」
健康診断も家泊めてもらったのも、遊ぶとはちょっと違うしなぁ
でもただの同僚じゃないよなあれは。
「ほら、これから一緒に仕事しますし、色々知っといた方がいいかなと」
「あはは、私の何が知りたいの？」
「じゃあ弱点教えて下さい」
「弱点？？えー怖いの苦手、注射も無理。あとはー…須藤には鈍感とか言われてたかな」
「疑いもせずに素直に答えてくれるんですね瀬野さんは」
「え？あぁ、てか弱点なんて知ってどうするの？」
「いえ、ただ聞いただけです」
課長達がやってきて、会話は終わった
ちょっと不思議な子だなぁ
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南季(プロフ) - ゆりこさん» ゆりこさんコメントありがとうございます！須藤くんの存在寂しがってくれて嬉しいです、ありがとうございます！今後の展開を楽しんで下さると幸いです☆ (2020年9月1日 23時) (
レス) id: 60f5434b3e (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - ゆずはさん» ゆずはさんいつもありがとうございます♪須藤くん何で転勤させたのかもう自分でも思い出せないですが、寂しがられるほど愛されているのはとても嬉しいです！主人公ちゃんと一緒に思いっきり寂しくなりましょう！笑 (2020年9月1日 23時) (レス) id: 60f5434b3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆりこ(プロフ) - 須藤くん本当にいなくなっちゃうの寂しいです（涙）これからも登場してくれること祈ってます！ (2020年9月1日 23時) (レス) id: e092593046 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - 須藤くん、、、寂しい〜！！須藤くんがいなくなるのが考えられないくらい寂しいです笑笑 (2020年9月1日 23時) (レス) id: 4a89377b71 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - るーーさん» 寂しがってもらえるの嬉しいですね、夜の部は投稿する度、これ大丈夫かなぁとドキドキしてるので、喜んでくれている人が一人でもいるとわかってめちゃくちゃ安心しました！笑 こちらこそ感謝です！！ (2020年9月1日 6時) (レス) id: 60f5434b3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2020年8月21日 23時
