マチノソラ5

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「倫也さんやった話は当て書きですか？」


「……………っ、まぁ………、、」


「ずっと倫也のファンだったんでしょ？健気よね〜好きすぎて本書いて実写化までくるってすごくない？」


「恥ずかしいんでやめてください………」


「ねぇねぇ倫也のどこがそんな好きなの？」


「人の彼女いじめんのやめてほくろのおじさん」


「え〜〜だってその為に今日呼んだんじゃないの〜〜〜〜〜ね〜〜〜〜菅田〜〜〜〜？」


「まぁ聞きたいっすけどね」


「一個！一個だけ！一番好きなところは？」


「一個ですか？う〜〜〜ん………」


「……………」


「ふはは結局倫也さんも聞くんすね」


「あ。一番好きな所ありました！」


「ん？なになに？」









.









「脳みそです！」









.









「「「…………………………」」」


「え？」


「……………やっぱ倫也の彼女だな」


「さすがっすね…………」


「え？何か変でした？」


「まぁ〜〜〜う〜〜〜〜ん、ね、倫也愉快な彼女で良かったね？」


「え？あ、わかんなかったですか？あの脳みそっていうのは…………」


「うん、A大丈夫。とりあえず飲もっか」


「え？なんで？すごいわかりやすくない？」


「あはははは何か普段の二人の感じ見えてきますね」


それから私が知らない倫也さんの話や撮影の話、私のことをどんな風に話してたかなんかを聞けば、またひと笑いされて楽しい楽しい時間はすぎていった。






.








「あ〜〜〜〜〜〜笑ったなぁなんだ今日」


「あははは私も楽しかったです！」


「今度おじさんと二人でご飯いこ？」


「おいコラほくろ。」


「是非！」


「おいコラ彼女。」


「あはははは！でも俺も連絡先聞いてもいいですか？もしかしたら仕事一緒するかもしれんし」


「よろしくお願いします！」


「だめ。絶対だめ。」


「ラインやってます？QRコードでますか？」


「倫也全無視されてるよ？」


「あ、きましたー！ムロさんも聞いていいですか？」


「あ〜〜〜いいのかなぁめちゃくちゃ不機嫌になってるけどいいのかなぁ〜〜〜〜でも菅田がいいなら俺もいいよね？」


「わーぁい！」

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