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カウンターに腰掛ければ、高級な空気に少し緊張する
「おまかせで」
常連のように手を拭きながら放った須藤は、臆することもなく堂々としていて少し頼もしく見える。
「専務とよく来るの？」
「2回くらい」
「なに話すの？」
「色々。」
「………ね、須藤最近なんか態度悪くない？」
「腹黒っすから」
「なんか悩んでるなら聞くけど」
「……………Aさんには絶対言わない」
「なんでよ」
「寿司きましたよ。」
「あ、うん……………」
「……………で、幸せなんですか」
「え？」
「彼氏できて。」
「あぁ、うん………まぁ」
思い出すと自然に口角があがる。
「そいつのどんなところが好きなんですか」
「え？どんな…………そうだなぁ、ありすぎて選ぶの難しいなぁ、ふふ」
「すっげーむかつくけどすっげー幸せそうですね」
「うん、幸せ、かなぁ」
飲んでいないのに、顔が熱くなる
うわぁなんか恥ずかしい
少し騒がしくなった入口付近にふと目を向けると、見慣れた顔
……………倫也さんっ、、！？
向こうも目を見開いてびっくりしてる
そのまま一緒に来た人達に押されて奥の個室に流されていった
すごい偶然……………
「じゃあいいです、Aさんが幸せなら。」
「ん？ありがと？」
「あー俺も彼女つくろー」
「お、作れ作れ！ただし仕事に理解ある奴にして！」
「それは痛い目みてるんで確実に。Aさんはその持ち前の鈍感力で彼氏さんとお幸せに」
「はぁ？私のどこが鈍感なのよ。この間だって私がミス見つけなかったら大変な事になってたでしょーよ！」
「そーゆーとこですよ、本当バカだなぁ」
「はぁ！？」
お寿司はとろけるほど美味しくて、久々に須藤といつものバカ話でもりあがって、お会計も私にも払えるくらいの金額だった。
「あー！お腹いっぱい胸いっぱい！」
「なんすかそれ」
「やっぱ須藤とバカ話すると元気でるわー」
「じゃあダブルバカですねー」
「あはははは、間違いない」
「じゃあ俺あっちなんで」
「ありがと、また明日」
最寄り駅まで歩いて送ってくれて、改札前で手を振る
�爐気辰�は偶然会えてびっくりしました��
電車の中で短く打って送る。
すぐに既読がついてずっとスマホを握りしめていたけど、乗り換えた電車を降りても、返信はなかった。
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南季(プロフ) - 葵花さん» 葵花さん2周目＆嬉しい言葉ありがとうございます！須藤はずっとそんな感じですよね…笑 長い旅になりますがゆっくりまわってきて下さい♪ (2021年11月1日 6時) (
レス) id: 3a2f744c0e (このIDを非表示/違反報告)
葵花(プロフ) - 久しぶりにキュンキュンしたいと思い、2周目にやってまいりました！！このころからもう、須藤が可哀想で、、倫也さんは尊いし、倫也さんに対しても、この作品に対しても、好きという言葉が止まりません！！ (2021年11月1日 3時) (レス) id: 8ffe339636 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - ゆみゆみさん» ゆみゆみさん、最後まで大事に読んでくれてありがとうこざいました。大切な仲間って言ってくれて嬉しいです。また何度でも彼らに会いに来て下さい♪この先のお話は、またいつか♪♪♪嬉しい気持ち伝えてくれて、ありがとうございました！ (2021年8月16日 21時) (レス) id: 5c3131b6c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみゆみ(プロフ) - 南季ちゃん、さっきやっと全部読み終えました。大好きなお話だから大切に大切に読んで、私の中でみんな大切な仲間で、倫也さんもやさんで、ともやさんじゃなくてやっぱりともやさんで(笑) この世界が大好きすぎて、ロス状態です。また会いたいなぁ。 (2021年8月16日 21時) (レス) id: 41c9e973f0 (このIDを非表示/違反報告)
南季(プロフ) - まさかのましゃかど！さん» こちらにもコメント嬉しいです！携帯壊さないように気をつけて下さいね笑♪ 今日分今から更新しますね♪ (2021年3月22日 22時) (レス) id: 80e9fd99a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：南季
| 作成日時：2020年3月29日 14時
