師団披露(バトラパーティ) ページ26
キリ「堪忍な。 みんな準備行こか。」
そう言いながら先輩は電話を切った。
ハイッ
そんな返事を僕らは元気にした。
ナギ「ごめん、遅れちゃって。」
あ、渚が帰ってきた。
アズ「遅かったな。」
ナギ「ちょっと途中で道に迷っちゃっててさ。
(……嘘だけど。
まさか、悪さをしていた悪魔に目立たない場所でクラップスタナーをお見舞してた、なんて言える訳が無い。
でも悪魔相手でも通用するって分かって、
こちらとしては大収穫だけどね。)」
え? 渚ってそんなに方向音痴じゃないはずだけど…
まぁ、本人がそう言うならそうなのか。
キリ「お帰り。 渚ちゃんも戻ってきたし、はよ準備に行こか。
さっさと準備せぇって怒られてしもた。
兄さんスパルタやから。」
はは…さっきの様子を見てしまったらもう否定のしようがないや。
キリ「こりゃ。
しっかり目立つようにせんとなあ」
──────
師団披露(バトラパーティ)準備会場
やっぱり沢山人がいるから賑わってるな…
ナギ「……はぁ。」
渚が疲れたようなため息を着く。
イル「大丈夫?」
ナギ「うん。 大丈夫。
ちょっと人が多くて嫌だっただけだからね。」
イル「そっか。 なら良かった。」
体調が悪いとかだったら一大事だからね…
その後にキリヲ先輩とあれこれどんな師団かを話しながら僕ら魔具研究師団の設置場所に行った。
キリ「目立つ設置するぞ―」
ナギ「フラグ建った気がする。」
それ言っちゃダメなやつ。
って……
せまーん
ナギ「フラグ回収僅か10秒―
言ったでしょ。 フラグ建てた気がするって。」
マジか―←
ゴフッ( ´ཫ` )
そう言いながら先輩が吐血した。
イ,ナ「キリヲ先輩!!(汗)」
そう僕らは焦りながら言った。
大丈夫なのだろうか…
アズ「他の5分の1もスペースがありませんね。」
ナギ「どうやったらこんなに他の師団と差が出るのやら。
もしかして先輩、問題児だったりします?」
キリ「君らやないし問題も起こしとらんよ」
うっ。
ナギ「鈴木入間・入学式初日禁忌呪文と共に校舎破壊、乱闘騒ぎ。
アスモデウス・アリス(アズくん)入試首席でありながら、鈴木入間校舎破壊の共犯。
ウァラク・クララ クララはクララ、だね。うん。他に説明のしようがないね。」
僕の問題行為は元を辿ると全部おじいちゃんのせいなんだよなぁ…
目立たない学校生活を送りたかったのに…
アズ「なぜ編入生である貴様がそんなことを知っている?」
あ、確かに
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MOMON(プロフ) - 評価ありがとうございます!! (3月22日 18時) (レス) id: 14653b53e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MOMON | 作成日時:2024年3月19日 22時