検索窓
今日:9 hit、昨日:19 hit、合計:585 hit

続き。(雑だな!!?) ページ22

キリ「でもこれなら行けそうやわ。
さっきの玉持ってきてくれる?」

ナギ「分かりました。」

イル「はい。」

カチン

と音を鳴らし、ハート型のバッテリー部分を取り付けた。

ゴトッ

ボワワワワ

イ、ナ「!」

凄い…

パァァァァァ

キリ「凄い 綺麗!!」

ナギ「きれい…」

キリ「フフフ せやね。
「ガブ子」ちゃんは凄い装置でな…
魔力が弱くても魔具の力を最大限に引き出せるねん。

魔力が弱いもんが魔界で生きていくのは大変や
今の魔界…この学校もやけどランクが第一
上下がはっきりしとる。
でも僕はできることなら弱い悪魔でも扱える…ハイランクの悪魔とも競えるような魔具を作って

この上下が…なくなったらええなぁって思うねん。」

僕はその目標に大きく目を見開いた。

上下…確かに…それが出来たら…と思う僕の脳裏にはあの女子たちの会話の時を思い出していた。

イル「あのっ 凄くいいと…」

キリ「まぁ、あんまり大きな声で言えへんけどな─」

キリヲ先輩が何かを話しているが、僕には1つ、聞きたいことがあった。

イル「っあのキリヲ先輩は…
もし僕に魔力がなくても師団に入れてくれますか?」

どうなんだろう…

キリ「魔力がないんやったら…そら

お揃いやなぁ

魔力が少のうても入間くんほど器用な子なら大歓迎やわ!! うちに必要なんは…

魔力やのうて、技術やから。」

僕は…その言葉に、少し、救われた気がした。

ナギ「あの…入間と私、同じ所に入ろうとしているのですが、そんなに私器用じゃないので…」

キリ「入ってくれるだけでも有難いから気にせんでええよ。」

──────

アズ「あっ 入間様!!」

あ、そう言えば、なんにも連絡してなかったっけ。

いたーとクララが言うのも聞こえた。

アズ「なかなか帰ってこられないのでどうしたのかと…一体どちらに?
そういえば、渚はどこに? 見当たりませんが…」

イル「えっと…後で行くねって。」

クラ「捜したよ──」

そうクララがいいながら抱きついてくる。

クラ「入間ち
何かいい事あった?」

多分、僕の顔は今、にやけているんだろうな…

イル「うんっ、あのね…」

──────

翌日のこと。

ドゴォン

モクモク

キリ「やぁ〜
失敗やぁ」

イル「大丈夫ですか?」

僕はそう言いながらハンカチを先輩に渡した。

キリ「入間くん! 渚ちゃん!
なんやまた来てくれたん?
もしかして入団? なーんて
(増っ…)」

先輩、驚いてるなぁ…

イル「えっと…」

魔具研究師団入団決定!!→←魔具研究師団とは。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

MOMON(プロフ) - 評価ありがとうございます!! (3月22日 18時) (レス) id: 14653b53e5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:MOMON | 作成日時:2024年3月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。