続き。(雑だな!!?) ページ22
キリ「でもこれなら行けそうやわ。
さっきの玉持ってきてくれる?」
ナギ「分かりました。」
イル「はい。」
カチン
と音を鳴らし、ハート型のバッテリー部分を取り付けた。
ゴトッ
ボワワワワ
イ、ナ「!」
凄い…
パァァァァァ
キリ「凄い 綺麗!!」
ナギ「きれい…」
キリ「フフフ せやね。
「ガブ子」ちゃんは凄い装置でな…
魔力が弱くても魔具の力を最大限に引き出せるねん。
魔力が弱いもんが魔界で生きていくのは大変や
今の魔界…この学校もやけどランクが第一
上下がはっきりしとる。
でも僕はできることなら弱い悪魔でも扱える…ハイランクの悪魔とも競えるような魔具を作って
この上下が…なくなったらええなぁって思うねん。」
僕はその目標に大きく目を見開いた。
上下…確かに…それが出来たら…と思う僕の脳裏にはあの女子たちの会話の時を思い出していた。
イル「あのっ 凄くいいと…」
キリ「まぁ、あんまり大きな声で言えへんけどな─」
キリヲ先輩が何かを話しているが、僕には1つ、聞きたいことがあった。
イル「っあのキリヲ先輩は…
もし僕に魔力がなくても師団に入れてくれますか?」
どうなんだろう…
キリ「魔力がないんやったら…そら
お揃いやなぁ
魔力が少のうても入間くんほど器用な子なら大歓迎やわ!! うちに必要なんは…
魔力やのうて、技術やから。」
僕は…その言葉に、少し、救われた気がした。
ナギ「あの…入間と私、同じ所に入ろうとしているのですが、そんなに私器用じゃないので…」
キリ「入ってくれるだけでも有難いから気にせんでええよ。」
──────
アズ「あっ 入間様!!」
あ、そう言えば、なんにも連絡してなかったっけ。
いたーとクララが言うのも聞こえた。
アズ「なかなか帰ってこられないのでどうしたのかと…一体どちらに?
そういえば、渚はどこに? 見当たりませんが…」
イル「えっと…後で行くねって。」
クラ「捜したよ──」
そうクララがいいながら抱きついてくる。
クラ「入間ち
何かいい事あった?」
多分、僕の顔は今、にやけているんだろうな…
イル「うんっ、あのね…」
──────
翌日のこと。
ドゴォン
モクモク
キリ「やぁ〜
失敗やぁ」
イル「大丈夫ですか?」
僕はそう言いながらハンカチを先輩に渡した。
キリ「入間くん! 渚ちゃん!
なんやまた来てくれたん?
もしかして入団? なーんて
(増っ…)」
先輩、驚いてるなぁ…
イル「えっと…」
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MOMON(プロフ) - 評価ありがとうございます!! (3月22日 18時) (レス) id: 14653b53e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MOMON | 作成日時:2024年3月19日 22時