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魔具研究師団とは。 ページ21

キリ「こっちは魔力を込めると光る玉、
こっちは動く人形!!」

イル「へ−」

ナギ「魔具って色々あるんだ…」

先輩は興奮気味に話す。

キリ「使って見せよか」

イル「えっ 良いんですか!?」

キリ「よいっ」

ホワ…

先輩が魔力を込めて、玉を光らせる。

ユラ…

そして、動く人形は動き始めた。

イル「おぉ〜
すご…」

キリ「限界。」

ゼェゼェ…

すんっ

魔具が止まった。

イル「早い!!」

先輩が吐血しながら限界、と言葉を告げる。

ナギ「…体がそこまで弱かったら逆に呆れるよ…」

渚…そこまで言わないであげなよ…

イル「無理しないでください。
ちなみに、さっきの爆発は…」

キリ「あっ 見る!?」

パンパカパーン

キリ「僕の試作品、魔力増強魔具、<ガブ子ちゃん>や!!」

イル「ガブ…?」

ナギ「どこからその名前が出てきた。
あと、ネ−ミングセンスおかしくな…モガモグ!!」

僕はそれ以上言わせてはならないと悟り、渚の口を塞ぐ。

ナギ「ちょ、何するんだよ入間!!」

キリ「えと、説明するとな、その名の通り魔力を増強するためのもんやけど、扱いが難しゅうてなぁ…」

イル「はぁ…」

全然分からない…

ごちゃ…

イル「これも道具ですか。パズルみたい。」

キリ「うん。 触ってもええよ。」

キリヲ先輩に許可をとり、僕は元の形に戻す作業を始める。

ナギ「手伝おうか?」

イル「大丈夫。」

キリ「それ心臓部(バッテリー)でな。本当はハ−ト型になるはずやねん。 でもタビ−の回転とアンカの熱量が上手く接続出来へんくて。」

イル「へー」

僕は適当に相づちを打ちながら、カチャカチャと元の形に戻そうと作業を続ける。

キリ「ってこんなこと言うても分から…

嘘や−ん。」

てて−ん

僕は出来ました、と言わんばかりに堂々と先輩に見せた。

キリ「わぁ、えらい綺麗に出来とるわぁ
わぁー 凄いなぁ。」

キリヲ先輩が急に迫ってきた。

イル「えと」

僕はその迫力に少々物怖じする。

キリ「入間くん魔具作ったことあるんか。なぁなぁ
詳しく教え…エフッ」

イル「先輩っ!!」

僕は冷や汗をかいた。

キリ「興奮して反動が…
大丈夫や しかしえらい器用やなぁ入間くん。」

イル「その…もの作ったりとかは小さい頃からやってて拾ってきた家電直したり、電球自作したり色々…」

直せないと死ぬ…って必死で捨てられた家電直していたのが今ではいい思い出…かな?

キリ「家電…?
なんや偉い苦労してはるなあ。」

続き。(雑だな!!?)→←魔具研究師団



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MOMON(プロフ) - 評価ありがとうございます!! (3月22日 18時) (レス) id: 14653b53e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MOMON | 作成日時:2024年3月19日 22時

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