魔力について。 ページ18
他にも色んな師団を見に行って、最後に試したいことがあるんだと言い、僕はある師団へと向かった。
─処刑玉砲師団
先輩「よく来たね入間くん!!
いや−処刑玉砲での君の活躍は聞いてるよ!!
さっさっ! こっちへ!」
ﾅｷﾞ「処刑玉砲師団ねぇ… 入間って、こういうところに興味あるんだ… 意外。」
ｲﾙ「あ、いや。 ちょっと、試したいことがあるって言ったじゃん。」
ﾅｷﾞ「ごめん、考え事してて、気づかなかった。」
ｲﾙ「何を考えてたの？」
ﾅｷﾞ「大した事じゃないよ。
(言えないや。
もしかしたらここ、バビルスで、
───が起こるかもしれない、なんてね。)」
先輩「おや!! 君は確か、入間くんのSDで、双子の妹の渚ちゃん、だったかな？」
ﾅｷﾞ「え、はい。 そんなに有名ですかね？」
先輩「それは当たり前だよ。 なんて言ったって、理事長の孫で、入間くんの妹、SDでもあり、首席をも出し抜いた、ランクへー(5)だからね。」
ﾅｷﾞ「…ちなみに私はここの師団に入る気は無いので。」
先輩「そうかい!!ところで入間くん!!」
ポスッ
そう音が鳴り、僕の手にボールが渡ってきた。
先輩「早速一球投げてみてくれ!!受けてみたいんだ君の球を」
「なんだなんだ？」
「入間だって。」
「理事長の孫の？」
「魔力すげぇんだろ」
「地面とか割れんじゃねぇの!?」
「ヤベェ、早く離れよう!!」
ザッ
先輩「さぁ ドンと来い!!」
グッ
僕は少しかまえ、
パァ…
魔力を放つ呪文を言う。
ｲﾙ「リ･べ−ラ!!」
オオオオオオッ
魔力により、そんな音が鳴る。
ドォッ
先輩「ぬぅっ」
そんな声を上げながら先輩は僕の投げたボールをキャッチした。
「おお」
「あれ？」
「終わり？」
「地面割れてねぇな」
先輩「入間くん!! 今のが本気かな？」
ｲﾙ「は はい」
─────────
ｻﾘ「は〜い、3段階調整完了!」
ﾅｷﾞ「…あのさ、おじいちゃん？」
ｻﾘ「ん？ なぁに〜？」
ﾅｷﾞ「僕、魔力を出せないけど、魔界では魔力が使えなかったら人間だと疑われる気しかしないんだけど…？」
ｻﾘ「そう言うと思って〜!! オペラ〜!!」
ｵﾍﾟ「はい。」
ﾅｷﾞ「なに？これ」
ｻﾘ「魔力を貯めるゴム〜 渚君、いっつも両腕に予備のゴムあるから、ゴムでいっかって。」
ﾅｷﾞ「ありがとう。」
そう渚は言いとても可愛らしい笑顔を見せた。
え、本当に同性が疑いたくなるんだけど…？←それ渚に言ってみな？クラップスタナー食らって終わるよ。
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MOMON(プロフ) - 評価ありがとうございます！！ (3月22日 18時) (
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作者名：MOMON | 作成日時：2024年3月19日 22時
