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魔力がない悪魔。 ページ16

イル「どいてっ、どいっ…」

目の前にとても大きな荷物を背負った人が居る。

ドシャアアアアンッ

イ,?「ご、ごめんなさい…」

お互い顔を真っ青にさせて謝る。

バッ

イル「あのっすみませ…」

ち一ん

イル「死んでる!!!!
ぼっ、僕はなんてことを…」

ナギ「損害賠償、器物損壊罪、近隣迷惑、苦情殺到、殺人罪、暴力罪…どんどん前科増やしていくね、入間。
悪魔の中でも入間と同い年の内に、入間より前科が多い子は居ないと思うよ。」

イル「やめて!!?どうしちゃったの渚!?すごい怖いんですけど!?」

ナギ「あとその人死んでないよ、生きてる。」

イル「えっ?」

?「いや〜 びっくりしたぁ 死んだかと思ったわ〜」

この喋り方は京都弁、かな?

悪魔にもなまりとかあるんだ…

って、そんなことより!!

イル「あの、血が…」

?「あ〜 僕身体弱いんよ 大丈夫吐血なんてしょっちゅう…」

イル「それは、大丈夫なのだろうか…?」

?「あ〜! 悪食の指輪やぁ!
ってことは 僕の指輪に反応したんやな これもそれと同じ金属でできとるから。
この他にも色々魔具が……
ってわぁ〜」

ぐちゃあ〜

?「あ〜 ぐちゃぐちゃや〜」

イル「すみません! 僕のせいで…」

先輩「わっ 邪魔だなぁ
さっさとどかせよな。」

先輩「おいっ その人上級生じゃ…」

先輩「え ヤベって」

キラッ
と先輩のバッチが光に反射した。

先輩「なんだベト(2)かよ!! 驚かせやがって!」

そう言い、先輩に向かって魔具をけった。

そして当たるそう思っていた。

ガシッと誰かが掴んだ。

渚だ。

ナギ「はぁ… 一々そんなにイライラしなくてもいいでしょう? 人に当たるなど尚更ダメですね。」

先輩「はぁ?てめぇ、1年の癖に調子乗ってんじゃねぇよ!!」

ナギ「すみませんがどうせ貴女方、私よりランクは下でしょう?」

先輩「はぁ!?てめぇ表に出ろや!!

ぶっ殺してやる!!!!」

瞬間、息が詰まり、辺りが一気に静かになった。

何故って? だって渚がとてつもない程の殺気を出しているんだから。

ナギ「殺そうとしたことなんて…無いくせに。」

先輩「ひっ。」

ナギ「あと僕、ランクへ−(5)なので。」

先輩「まっ、まじで!!? アスモデウスより上じゃねぇか!!」

先輩「なっ、なぁ…こいつ、まさか…理事長の孫で入間と兄妹でもあり、入間のSDってコイツじゃ…」

ナギ「そうだよ?」

先輩「「すっ、すみませんでしたッ!!」」

ランクが高ければ高いほど有利なんだなぁ…

師団(バトラ)見学!!!!→←悪食の指輪が暴走!!?



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MOMON(プロフ) - 評価ありがとうございます!! (3月22日 18時) (レス) id: 14653b53e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:MOMON | 作成日時:2024年3月19日 22時

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