１ 君と僕との出会い ページ7
優吾side
「…あの、すみません。」
優吾「はい？」
「……ここ、教えてもらってもいいですか？」
遠慮がちに、俺の目を見るA。
優吾「……いいよ。」
俺とAの出会いは、塾。
俺が通っていた塾に、Aがやってきたのだ。
静かに問題を解く姿は、凛としていて。
俺は静かに見惚れていた。
『……高地、お前道枝のこと好きなの？』
優吾「ハッ、ハァ？馬鹿ちげぇって」
『お前わかりやすいな〜皆の高嶺の花だからな。道枝は。』
優吾「…わかってるよ、」
俺は友達に冷やかされつつも、なんとか想いを伝えたいと思っていた。
俺は、道枝が塾に入ってから二か月後。
ようやく告白することが出来た。
優吾「あの……ずっと、好きでした。よかったら、…付き合ってください…」
「…え？」
優吾「いや、その…いやだったら、本当にいいので……」
「……私で、良ければ。よろしくお願いします。」
優吾「…え？」
「……ダメ、ですか？」
優吾「ぜっ、全然！！よろしくお願いします！！」
「…はい。」
あの時微笑んだAの笑顔を、今でも忘れることはない。
俺たちはそれから初々しいカップルだった。
優吾「A！！一緒帰るぞ」
「わかったてば〜」
『高地お前重いぞ〜』
『道枝さん困ってるから』
優吾「お前らうるさいってｗｗ」
『Aちゃん！またね！！』
「ばいばい！！」
友達に冷やかされながらも、俺たちは帰り道を手をつないで帰った。
俺から頑張って手をつないで、ようやくつなげた時はAは驚いたように俺の顔を見て、照れくさそうに笑った。
そんなAが、本当に大好きだ。
――だが。
Aは突然塾から姿を消してしまう。
俺にも何も伝えられてなくて、俺は驚いた。
Aに何かあったのか、連絡を取ったが、「引っ越しをした」と言われ、そこからなかなか会うことが出来なくなった。
俺が引っ越し先に会いに行くと行っても、Aは引っ越し先を教えてくれることはなかった。
そんなある日。
俺はとある人物に会うことになる。
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田舎のなにふぁむ(プロフ) - すのうHIINAさん» ありがとうございます🙇♀️早速，読ませていただきました✨今後もよろしくお願いします😊 (2023年2月8日 16時) (
レス) id: 11aefb7fec (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 田舎のなにふぁむさん» リクエストありがとうございます！！喜んで、書かせていただきます！！それと、なにふぁむ様、活動再開おめでとうございます！！ (2023年2月1日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - みなさん» ありがとうございます！！次の作品も頑張りますので、応援よろしくお願いします！！ (2023年2月1日 18時) (レス) @page14 id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
田舎のなにふぁむ(プロフ) - 本作からいつも楽しみにしてます🎶もし，よろしければ，長尾ちゃんが玉森先生と兄妹だと，知った時のお話もお願いします🙏 (2023年1月26日 23時) (レス) @page10 id: 11aefb7fec (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - めっちゃ面白かったです！次の作品も楽しみにしています！！ (2023年1月15日 18時) (レス) @page11 id: c6bc947bda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年9月26日 18時
