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、
side大橋
彼女の過去の話を聞いて
恭平のことを見ていたあの視線は本当に
女の子らしい子を守っているから切なくなっただけなんかな？って
そう思ったんが口に出ていたようで
彼女はキョトンとしている。
「好き、じゃないん？恭平のこと」
『…好き？そりゃ友達として』
絶対に認めない様子の彼女に
「…じゃあ俺らに対する好きと一緒？」
そう投げかけてみると
彼女は急に言葉をなくす。
ほら、それがそういうことやで。
『…わかりません…でも
恭平には守る人がいるから』
彼女はそう言って儚げに笑った。
俺は、君を守ってあげるよ
そう言えへんかったんは
ただ俺が臆病やからかな。
「応援してるで」
大吾や丈くんの気持ちを知りながらも
彼女の気持ちを応援した俺はやっぱり、ずるいやつや。
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作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2020年11月6日 23時
