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「えー恭平もおるん？
Aちゃんと2人がよかったのに」
放課後教室に迎えにきてくれた大橋くんは
笑顔でサラッとそんなことを言って、
思わず照れる私と
「抜け駆けはダメっすよ」
と、訳の分からないことを言う恭平。
まあ、ええわーと恭平も来ることを許可してくれた大橋くんと3人で
小さなカフェに入る。
「おお大橋くん。よぉきたなあ」
入り口で私たちをで迎えた店員さんは
どうやら大橋くんと知り合いのようで
「こんにちは。どうぞこちらへ」
と、カウンター席の奥に一つだけある
テーブル席に案内してくれた。
『お知り合いなんですか？』
「んー俺が常連過ぎて仲良くなった！
神山さんの作るもん全部絶品やから！」
「声大きいねん。ゆっくりしてってくださいね」
メニュー表で大橋くんの頭を軽くこついた神山さんは
私たちをみてニコッと微笑んでカウンターの中へと戻って行った。
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作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2020年11月6日 23時
