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、
side流星
合図を受けた丈くんが困ったような顔をしながら
「行きながら事情は話す」
と、僕らもどこかへ向かうように促す。
電話を切った大ちゃんが
「1年二人とAちゃんが危ない」
とだけ言い、教室を飛び出す。
慌てて追いかけながら
電話の相手が大橋くんなこと、
数日前の大橋くんと元カノさんの話を聞かされた。
なんで、もっと早く教えてくれてたら
僕たちもAちゃんを一人にさせへんかったのに。
そんなことは言えず、ただひたすら走った。
途中で大橋くんと合流し5人で
3人がいるという倉庫に向かう。
到着したものの、僕は足手まといになることは目に見えている。
「周り、見張っとくから
みんなで行ってきて」
「頼んだ！」
僕は自分ができることをしてみんなを支えよう。
どうか、3人が無事でありますように。
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作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2020年11月6日 23時
