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、
side恭平
俺が電話に出ないことをぼやくと
「なんか用事なんちゃうんー？」
と流星。
でも、大吾くんは
「普通に帰ってた？」
彼女のことが心配なのか、俺と流星に問いかける。
「はい、普通に。
今日は買い物いくから先帰るわーって言ってましたけど」
それやったら買い物中なのかもしれへんし
心配しすぎなんかな。
「まあ、また家着いたら折り返しくるんちゃう？」
買い物に行く、と聞いて大吾くんも安心した様子で自分のスマホに視線を戻す。
そういえば…なんか最近
3年生組がAだけじゃなくて
俺ら1,2年に対して色々気にかけてる気がする。
「どうした！？」
スマホを触っていたはずの大吾くんが
突然大きな声を上げたから慌ててそちらを見ると
誰かと電話をしている。
「わかった。俺らもすぐ向かう。
場所送って」
電話をしながら立ち上がった大吾くんは
丈くんに目で合図を送る。
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作者名：Runaaaaa
| 作成日時：2020年11月6日 23時
