取 り 合 い 。

もう一度 ページ17

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貴「…なに、話って。」

勇「Aさ、誰かと付き合ってる?」




…裏庭にまできて、そんなこと??笑



貴「付き合ってないよ、

それだけ??…わざわざ場所変える必要ないじゃん」



勇「もう一度」


貴「え?」






.








勇「もう一度、俺にﾁｬﾝｽをください。


って言ったら どうする?」




貴「…振ったのは勇太。

あの日 勇太が 別れよう なんて言わなかったら

今も、私たちはまだ … 終わってなんかなかった」





私は 好きだった時に “ 別れよう ” そう言われた。
それから 忘れることに必死で… やっと忘れることができたのに





勇「ごめん、でも…」



貴「好きだった。


嘘なんかひとつもなくて。


確かに 勇太が誰よりも大好きだった。」





勇「 … Aが好き。


俺は 今も 好きでいる」





貴「…もう、遅いよ。


私はもう 勇太は 好きじゃないです。」





話を終えて、帰ろうと 勇太の横を通ったとき
勇太に腕を引っ張られて 抱きしめられた。





勇「もう離さないから。」


貴「…私は、」




“ 好きじゃない ”
言い終わる前に 勇太にキスされた。





貴「勇太ｯ !!」


勇「俺は諦めないから。」






…勇太はこんな人じゃなかった。


無理矢理キスしたり、嫌がることをする人じゃない






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私の “ 好きだった ” 勇太はどこに行ったの____

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