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大橋side
俺らの家の最寄り駅はあと4駅ほど先
つり革を握る手に力が入った丈くんは、
ぎゅっと目を瞑って何かに耐えている
藤原「ぉおはし..」
「ん？」
藤原「ちょっと...降りたい...」
「ん、わかった。次の駅まで我慢できる？」
藤原「ん」
隣にいる大ちゃんにアイコンタクトして、
次の駅で降りることを伝えた
ﾌﾟｼｭｰ
次の駅に到着しドアが開く
人の波が去って、丈くんの身体を支えながら俺らも出る
ちょうどベンチがあったので、そこに丈くんを座らせ
目の前にしゃがんだ
「丈くん？大丈夫？」
藤原「ぉおはしー、めっちゃしんどいわ...」
もう黙ってるの無理やわって諦めの感情も入っていそうに少し鼻で笑いながら伝えてくれた
そして、
心臓バクバクしてるし、だるくて身体が動かへんと付け足してくれて、
「そっか...ちょっと休んでから家帰ろか」
西畑「せやな、次の空いてそうな各駅停車で帰ろか」
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作者名：メロンパンだ | 作成日時：2022年3月26日 21時
