関西がーる4 (ページ5)

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無理ページ5

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大阪でのリハを数日行えばまた東京に戻りリハ三昧な日々

『あれ、みんな早い。』

井上「A、メール見てないんじゃない？マネージャーさんから30分早くって来てたよ？」

『え、嘘ごめん気付かなかった...。』

猪狩「まぁでも、A来るの早いから実際のところ10分ぐらいしか遅れてないから。」

橋本「優斗もきたのさっきだし。」

高橋「だから大丈夫！」

『そっか、』

最近、極端にスマホを開かなくなった

嫌でも色んな情報が入ってくるから

SNSは私を批判する声がほとんど、応援してくれるって人もいるけど、何故か批判ばかりが見えてしまう

作間「Aちゃん大丈夫？顔色悪いけど...。」

『ん？大丈夫だよ。ちょっと寝不足なだけ！』

東京に来たことで余計、事務所幹部からの嫌がらせ、悪口も増えて精神的にしんどくなっていた

猪狩「そういや、最近関西弁やめたの？凄い違和感なんだけど。」

『んー、東京で活動するしやめよっかなって。康ちゃんとかはそのままだけど、別にそんな苦じゃないし。』

【お前のその気持ち悪い関西弁やめろ】

そんな言葉をかけられたのがほんとの原因やけどね。

橋本「俺は別に関西弁でいいけどなー？」

『んー、じゃあ皆の前では出そっかな。でも仕事の時は標準語にする。』

井上「うん、その方がいいな。」

そんな会話をし、本格的にリハスタート

最初はなんも問題なかったんやけど、だんだんクラクラしてきて

リハの終盤で、優斗の方に倒れた

高橋「っ！A！？」

『...ごめん、ちょっとバランス崩した。』

高橋「俺は全然大丈夫だけどさ、顔色ほんと悪いよ？」

『大丈夫、ちょっとタオル濡らしてくるから続けてて？』

ローラーを脱ぎ、女子トイレに向かう

『うっ...』

気持ち悪くて戻しても、出てくるのは胃液ばっかり

それもそうやんな、ほとんど食べてないもん

鏡を見るとそこに2週間前の自分は、アイドルを心から楽しめてた自分の姿はなかった

作間「大丈夫っ？？」

『ん、大丈夫。そろそろ終わりか。最後出来んくてごめんな、』

井上「全然大丈夫だけど...」

猪狩「お昼一緒食う？」

『ん、大丈夫。美少年と食べるから。』

そう言って、私はHiHi Jetsのリハ室を出た