関西がーる4 (ページ3)

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本音ページ3

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恭平が泣いてるのなんて分かる

だからこそ、私は泣かんようにぐっとこらえる

『...そしたらまた付き合ってくれる？か.....。』

いつ来るからわからん、未来の約束をして恭平との恋人生活に別れを告げる

『っ、わかれたくない、よ。』

そんな本音は言えないまま...

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Webで別れたことを伝えたその日

大倉くんから電話が来た

大倉「A、」

『っ、』

大倉「お前の本音は。」

多分大倉くんは全部わかってるのに、わざと私に言わせようとするの、ほんまずるい

『...どうすればいいんですか、別れろって言われて、それをWebに載せろ言われて、嘘並べてっ.....。』

大倉「ごめんな、どうにかするから。」

『大倉くんに迷惑はかけられません。』

大倉「あほ、頼れって言ってるやん。」

『頼るの度合いが違います。』

大倉「あのな、そんな涙声で言われても説得力ないし、俺は困ってる後輩をそのままにするなんてできひん。」

優しすぎる言葉に更に涙が溢れる

大倉「だから、俺にはちゃんと本音言え。受け止めるから、頼ってくれ。」

『...ｸﾞｽｯ.....わかれたく、ないですっ。ずっと、一緒にいたい。恭平とっ、なにわ男子と。』

大倉「ん。辛くなったら電話してきていいからな。康二も知ってるんやし、俺じゃなくて康二でもいいし、頼れな？」

『大倉くんっ、ありがとうこざいます。』

大倉「ん、夜遅くにごめんな？ちゃんと寝ろよ。」

こうやって気にかけてもらえる先輩がいるだけで、少しだけ心が安らぐ。

あとはもう、自分次第

どれだけ頑張れるか...やな