大倉くん ページ42
・
「A。」
廉と別れて、歩いていると次に声をかけてきたのは、
『大倉くんっ、』
本能的に逃げねばと思う。
大倉「おい、なんで逃げんねん！」
あっという間掴まれる右手。
気づいたら大倉くんの家のソファに座っていた。
大倉「A。」
『絶対、怒ってますもん...。』
大倉「怒るやろ、急にあんなん言ったら。」
『決めたんです！東京で活動するって！』
大倉くんの大きな手に両手が包み込まれる。
大倉「A、俺の顔ちゃんと見て。目合わせて、そう。」
そして私の手を包んでいた大きな手は頭を優しく撫でる。
大倉「辛いって顔に書いてある。気付かんくてごめんな。」
優しい声に涙が溢れた。
大倉「言いたくないなら無理に言わせんけど、＿＿さんが関係してるんとちゃう？」
出された名前は、あの男の人。
大倉「何となく、やけどな。なんか言われたんやろ？」
『大倉くんはほんまにすごいですね、』
大倉くんにも全てを伝えた。
大倉「この話、他には？」
『こうちゃんと、ふっかさん、舘さんには。あ、絶対に関ジュやなにわに言わんでください。』
大倉「分かったよ、俺も探ってみるわ。」
『...迷惑かけてごめんなさい。』
大倉「あほ、いいねん。頼れ。ほんまに頼るの苦手やからな。」
『おおくらくん、』
大倉「ん、何？」
『私、間違ってますかね、』
大倉「今は分からんよ。でもな、俺もなにわのメンバーもみんな、Aと同じ行動とったと思うよ。」
『ありがとうございます。』
大倉くんと話して、また少し気が楽になった。
大倉「ん。明日は？仕事？」
『大阪帰って仕事とリハです。』
大倉「会うの1週間ぶり？」
『...そう、ですね。』
どんな顔で7人に会えばいいんやろ、、、
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ゆずき(プロフ) - きょへきょろ卍さん» コメントありがとうございます！嬉しいです！！低レベルな文章ですが、これからもよろしくお願いします！リクエストも受け付けているので是非〜。 (2019年6月26日 1時) (
レス) id: 7cda683e74 (このIDを非表示/違反報告)
きょへきょろ卍 - こんにちは！初コメです。このお話にはまりすぎて、今日で全部読んじゃいました(笑)恭平担なのでオチにしてくれて嬉しいです！毎回キュンキュンさせていただいています！これからも頑張ってください!! (2019年6月23日 18時) (レス) id: 3e348626aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずき
| 作成日時：2019年6月16日 20時
