#STEP59 （裏） ページ20
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今日は親がどっちもおらへん。
お母さんはママ友と一緒に旅行中で、
お父さんはお仕事で主張。
きっと道枝駿佑は、
「こんなんチャンスでしかない」と思っているだろう。
というか、思っている。絶対。
今駿佑と部屋で二人きり。
二人で駿佑のベッド座ってて携帯触ってるんやけど、
ほぼ会話なし。
私は携帯で漫画読んでて、
駿佑はゲームしてる。
駿佑が携帯の電源を切って、
それでなんとなく私も切った。
目と目が合う〜瞬間〜(なに)
「…ん？(笑)」
道枝「…なんや(笑)」
ただただ漂う変なムード。
駿佑、絶対意識してる。
今日、絶対犯してやろうと思ってる。
ただ、私自身もやらかしたのだ。
お風呂あがり、パジャマ。
今日に限って下着なし。あ、ノーパンじゃないよ。
髪もいい感じにまだ濡れてて、
多分駿佑からしたら、もう最高って感じやろな←
駿佑がこっち寄ってきて、
ちゅってされた。まあ、これはいつものこと。(え)
「…どしたん(笑)」
道枝「…今日親おらんなあ、」
「せやな、うん」
あーもう、ピンチはチャンスってこういうこと。(は)
駿佑のポケットからアルミっぽい音が
カサってした。
完全にやる気でいる。
準備万端やん…、
ただ、話を切り出すのが苦手なのがこの男。
ほんま不器用やし…、そんなんやったらこっちやってやる気やし、
「…寝よかな、」
しないならいいや、もう。
私がベッドから出ようと思ったその時。
道枝「…待って。」
掴まれた腕。
そのままベッドに倒されて。
…言っとくけど合気道やってた人がそれやると、案外痛いんやからな。(知るかよ)
道枝「…わかってるやろ？」
なんやその、お決まりみたいな顔は。
「…わからん、ちゃんと言って。」
駿佑くんばぶちゃんじゃないでちゅもんねー？って私が言うと、耳真っ赤やし。
道枝「…今日は寝かせへん」
もう何も言わせないかのように降ってきたキス。
「…んっ、」
道枝「…っ、」
なんて罪な男なんだ。はあ。
「…ん、駿佑っ、」
道枝「いい子にしてて」
あかん…かっこよすぎて、私の中でなんか切れそう。
道枝「綺麗やわ、」
「うるさい、…」
道枝「…いれるよ？」
質問してこなくてもするのはそっちやろ、はい。
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ぉれんじゅ(プロフ) - いつもほんと楽しく読ませていただいています！この小説大好きです！更新楽しみにしてます。 (2019年10月9日 1時) (
レス) id: 732715e1a8 (このIDを非表示/違反報告)
病んでる君 - 一周間会えなかった時の、みっちーとのお部屋イチャイチャ書いてほしかったやんでるである (2019年7月3日 23時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなおか | 作成日時：2019年5月16日 20時
