32＊ ページ32
TH「乗らないの…？」
急に距離が近くなったからか
思わず後退りしちゃって
「あ、いや。次に乗ろうかな…」
TH「俺と一緒は嫌ってこと…？」
「いや、そういうわけじゃ…」
TH「じゃあ、乗りなよ」
「うん…」
断る理由が思いつかなくて
そのままエレベーターに乗って
少しだけ距離を置いて、テテの横に立った
ガタン。ウィーン
エレベーターが動き始めたけど
お互い、何も喋らないから
空気だけが重く感じてしまって
「あ、そうだ…
あの日はちゃんと仕事間に合った？」
その空気に耐えきれなかった私が
放った一言…
いや、これ自爆したかも…(泣
あの日って、
私の家で一夜を過ごした日ってことだし
なんで、そこに触れちゃったんだろう…って
めっちゃ後悔してるのに
TH「…うん」
一言…(泣
たった一言で会話終了。。
泣いて良いですか？←
チーン。
エレベーターが1Fに着いて
ドアが開いたけどテテが
全然動こうとしてなくて…
「降りないの…？」
って、声を掛けたら
TH「あ、もう着いちゃったんだ…」
はぁ、って溜息をついたテテが
TH「ごめんね、Aヌナ…」
「ううん…」
TH「じゃあ、また…」
って、テテが降りていって
再び閉じたエレベーターが動けば
ヤバい。本当に泣きそう…
ダメだ、こんな事で泣くなんて
可愛い20代までだからな！
泣くな！自分！
って、一生懸命、自分を奮い立たせて
チーン。
地下到着。
そのまま、資材がある倉庫まで早足で進む
まだ、ダメ…
せめて誰にも見られないとこで…
こぼれ落ちそうな涙を堪えるために
唇も噛み締めて
ガチャ…
倉庫のドアを開けた瞬間
堪えてた涙が溢れ出てきた…
““TH「ごめんね、Aヌナ…」””
って、
なんで謝るの？
どうせ遊びなら遊びで
もっと割り切った態度で居てくれた方が
まだマシだったよ…
この数日間、テテからの連絡を待ってたのも
悩んでたのも、結局はいちばん最悪な結果に
なったんだな…って
はぁ…本当、私バカだな…
それなら告白でもして振られた方が
マシなのかも…
頬に流れた涙を手の甲で拭ってると
フワッ、と後ろから伸びてきた
腕に背中から抱きしめられた
TH「ごめん、Aヌナ…」
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クローバー＊(プロフ) - Alohaさん» ありがとうございます(^o^)未来の2人が見たいだなんて…すごく嬉しいです(泣。1ヶ月ずっとこのお話を思いながら過ごしたのでちょっとロスになってるので(笑。また何かの形にできたら良いなぁと思う今日この頃です(*´ω`*)最後までお付き合い頂きありがとうございました (2020年1月31日 23時) (
レス) id: fbdd91bf82 (このIDを非表示/違反報告)
Aloha(プロフ) - 完結お疲れ様でした。凄く楽しかったです。(^ー^)是非、番外編など未来の２人のお話など読めたら嬉しいです。 (2020年1月30日 21時) (レス) id: d179b7f5fa (このIDを非表示/違反報告)
クローバー＊(プロフ) - かえでさん» 番外編！なるほど〜、続編ではなく番外編ですもんね(*´ω`*)どのメンバーが良いのかなぁ〜？リクエストにお応えできるかわかりませんが(汗。もしかえでさんの読んでみたいメンバーがいれば教えてください(*´ω`*) (2020年1月30日 16時) (レス) id: fbdd91bf82 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 番外編とか見てみたいです！ (2020年1月29日 17時) (レス) id: a34d0bb8c6 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー＊(プロフ) - れいなさん» コメントありがとうございます！わぁ！嬉しいお言葉を( ；∀；)私もコメントを読んで騒いじゃいました！！すごく励みになります！今日の更新も楽しんでもらえますように♪ありがとうございます(^o^) (2020年1月17日 23時) (レス) id: fbdd91bf82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クローバー＊
| 作成日時：2020年1月1日 21時
