今夜、何食べる？

16＊ ページ16

はぁ…、しんどいな…(溜息


テテをランチに誘ったのは
ルダちゃんにお願いされちゃったからで…


ルダ「いきなり2人きりは緊張しちゃうんで
Aさんも一緒に、お願いしますぅ…」

って、その可愛い目に弱いんですよ！
オバちゃん、可愛い子ちゃんに弱いんです！←



でも、自分からお昼休みに♡って
張り切ってたのに…

ルダちゃん、どこ行ったんや…(汗



お昼休みになったのに
広報課のフロアに来ても居ないし

まさか…と思って女子トイレに行ったら
居ましたよ。

えぇ、鏡の前でしっかりメイク直しと
カールアイロンでしっかり髪を巻いてます…


「ルダちゃん？もうテテ待ってるよ？」

ルダ「あ〜！もうちょっとだけ待ってください！あとグロスだけ…」


って、何度もリップを塗っては
口をパッとさせてを、繰り返してる…


え？私ですか？

風邪っぴきなんで、マスクですし
なんならマスクの中が蒸れて
メイクもすでにマスクに吸引されてます←



玄関に行けばテテがすでに待ってて
なんか申し訳なかったけど…

あんなに、緊張する〜とか
言ってたルダちゃん


なんか、積極的ですね…(遠い目




結局、ランチも３人分の
お会計を済ませまして←メッシー姐さん


混雑してる座席の中で一際
美男美女で目立つ2人をすぐに見つけて


「お待たせ〜」

って、駆け寄ったはいいけど
私の席はない状態で…

ルダちゃんがニコニコ笑顔で私を見て

ルダ「Aさん、ありがとうございます
なんか今日、すごい混んでるみたいで〜」

「あ、うん…。(察
そうだ！私、上司に呼ばれてたんだ！！
じゃあ、2人はここでゆっくり食べて！
私、もう行かなきゃ…」

TH「え？」

ルダ「Aさん、忙しいんですね…
じゃあ、また今度ゆっくり〜♪」

「うん、じゃあ…ね」

TH「いや、ヌナ待って…」

「ごめんね、ちょっと急ぎだって言われてるからさ…」


って、その場から足早に離れた…







うん。

私、なかなかいい仕事したよね。



ルダちゃんは本当に可愛いし。
まぁ、若干の腹黒さは感じてるけど(汗
ちゃんと女子力を高める努力を怠らない。

テテもうちの会社でもトップクラスの
イケメンだし…


いや、正直さ…

遠目から見えた2人の姿が
あまりにも絵になる美男美女すぎて


うん。お似合いだよ。
ヒューヒューだよ！←






でも、何でだろう…


胸がチクチクするよ…

17＊→←15＊TH

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す