Osmanthus (ページ20)

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それからというもの、時間は流れるように過ぎ

ガランガランッ

パンッパンッ

『今年こそいい年になりますように…』

年が明けた

あの後大ちゃんには、ごめんってメッセージを送った

俺もごめんなって返信が来たものの

それからのLINEは、極端に減ってしまったし、電話も無し

本心で言えば寂しい

でもどこか、終わってしまうんだろうと思っている自分がいて

それが不安なのか、期待なのかは、よく分からない

和「めちゃくちゃでっかいプリンが食べれますよーに！」

丈「小学生か笑」

和「丈くんは何お願いしたん？」

丈「言うてもうたら叶わへんやん」

和「そうなん？！先言うてよ！！」

同期の皆で初詣に来た

0:55

なんでこんなに時間が微妙なのかは

和也が年越し蕎麦を年明けてから、もう一度作り始めたから

丈「最遅忘年会プラス最速新年会せーへん？」

そんなことを当日の夕方に言い出すから

家でゴロゴロしてた私は完全にスッピンでダル着

この状態で来てしまったのは年末マジックだろう

お酒も若干入ってるからか、寒さが少し心地良い

和「見て！大吉や！！」

丈「まって、俺吉やねんけど」

『え、私も引く！』

100円を入れ、出た番号のおみくじを探す

引き出しからおみくじを取り出し、中身を開いた

末吉か…

でも末吉は末広がりに良い運がくるらしいから、OKです

1つずつ、項目を目読していく

"恋愛"

色々あるでしょう

『…いや、雑ない？！』