Osmanthus (ページ15)

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気付いたらクリスマスが終わっていた

ただの休日、ただの朝

飲みすぎてだるい体で寝返りを打ちつつ

重たい瞼をこじ開ける

『…』

あ、まだ脳内は夢の中らしい

だって、

和「あ、起きた？？

もうちょっとで出来るから待ってな！！」

ここ私の部屋じゃないんだもの

『…え、え？？』

頭をフル回転させ飛び起きて

ベッドから飛び降り

部屋から飛び出した

『え？？！！』

和也を追いかけ、

リビングに繋がるであろう扉を開けると

丈「ちょ、朝からうるさいわ笑」

『え？！』

丈くんと

駿「…」

スースー言いながら眠る駿佑くんが居た

良く寝る子やね、そら身長も大きくなるわ…

聞くところによると

和也と話して席に戻った私はお酒を浴びる様に飲んだようで

居酒屋を出た後、

『飲み足りない！飲み直す！！チャーハン食べたい！！』

って言い出して

和「ほんなら俺の家で飲み直す？チャーハンも作れるし」

優しい和也のお家に皆で行くことになったものの

家に着いてすぐに爆睡かましたらしい私を

ベッドに寝かして、

そのまま皆でリビングで雑魚寝したらしい

『ほんまに最悪やん私…』

酒癖悪すぎん？？

丈「皆休みやったし、

久々こんな飲めて俺は楽しかったけど笑」

おもろかったな〜なんて笑う丈くん達には頭が上がらない

『大変ご迷惑をお掛けしました…』

和「ええよ〜、おかげで皆で朝ご飯食べれるし」

ええことだらけやん〜って言いながら

出来た朝ご飯を机に並べていく

『ありがとう…めっちゃ美味しそう』

手伝わしてって言うたけど

和「頭痛いやろ？ええから座っとき〜」

美味しく食べてほしいしな〜って言ってまたキッチンに戻った

どこまでお母さんなん…