Osmanthus (ページ12)

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『なんでこうなったんや…』

「「かんぱーーーい！！」」

駿佑くんも謙杜くんも、もう上がる時間だったみたいで

店を変えて2次会に来た

皆知り合いなんやから一緒に飲んだら楽しいわ！

って丈くんが言い出した結果である

和「そういやAはどこで知り合ったん？」

『それが…』

経緯を説明すると、皆びっくりしていた

もちろん私が1番びっくりしている、

ひっくり返るかと思った、ひっくり返らんけど

丈「そら確かに運命やわ笑」

謙「やろ？！やから連絡先聞かなあかんねん！」

テンション高めで話している謙杜くん

確かにそんな約束したかも

和「でもあれやで、A彼氏おんで」

謙「え！

いや、そうやん、そらそうやん、こんな可愛いんやもん」

そう言いながら私の顔を見た

『大人からかったらあかんで！！』

急に褒められたせいなのか、お酒のせいなのか、顔が熱くなってしまう

謙「お友達やとしてもダメっすか？」

うるうるな瞳でそんなことを言われると、私も弱い

なんて言いつつ、少し大ちゃんに対しての気持ちが浮ついていたのかもしれない

やって大ちゃんも女の子とご飯行くし、

やってクリスマスやのに連絡返ってこんし、

『もう好きちゃうねん、私の事なんか』

お酒のせいなのか、誰かに分かって欲しかったのか

口から言葉が漏れて気付いた