第3話 ページ11
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中学2年生になった。
今年度から本格的に魔法能力を習う。
多少の知識はあるけれど、魔法は無闇に使うな、と言われていた俺はようやく魔法を使用することができる。
魔法科の先生は深澤先生。みんなからは“ふっか先生”と呼ばれているらしい。
fk〈はあぁい。どうも、みんな久しぶり。魔法科を担当している深澤辰哉です。今日からやっと解禁されるね?実践するその前に魔力のことについて復習していこう〉
そう言って彼は簡単に六性図を描き始めた。
俺らの魔法には6つの系統がある。
強化系・変化系・操作系・具現化系・特質系。
隣り合う系統ほど習得がしやすい、と言われる。
自分の系統は中学受験とともに識別される。
ちなみに俺は特質系だった。
特質系は滅多におらず、魔法ヶ丘中高ともに全体の10%も満たない非常に珍しい系統である。
この系統においてはどの系統の魔法も利用することができる。
いわゆる万能型だ。
fk〈知ってると思うけど、俺は“操作系”ね〜〉
手のひらから作り出した霊を変幻自在に操作して見せるふっか先生。
fk〈俺はこの霊を使って他人を操作することもできる。例えば...〉
そう言うなり俺に視線を向けたかと思うと、口角を上げた。
これはきっと《俺に操作されてくれ》と訴えている表情だ。
親戚だからってなぜ俺が...。
はぁ、とひとつため息をついて渋々、了承すると、彼は片口角を上げて笑った。
すっ、と冷たい感覚とともに俺の意識は何者かに奪われた。
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※漫画やアニメに詳しい方なら、すぐに気づいたかと思われますが、序盤の魔力6系統と六性図は『HUNTER × HUNTER』の設定を参考にしています。
徐々に魔力6系統の説明を行っていきますので、順次お待ちください(←圧倒的日本語下手(苦笑))
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ばばっと(プロフ) - 塩麹さん» 塩麹さん、おはこんばんちは!本当ですか!?めちゃくちゃ嬉しいです。これからも更新、頑張らせていただきますm(_ _)m (2022年8月7日 21時) (レス) id: 8c5ef1e166 (このIDを非表示/違反報告)
塩麹 - この話気に入りました。更新頑張ってください。 (2022年8月5日 21時) (レス) @page23 id: 7a9ca8a83a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ばばっと | 作成日時:2022年7月11日 14時