手を繋いで青空を見上げられたなら (ページ1)

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あの頃に戻りたいページ1

紫耀「A待てやぁ〜！」

廉「おい、A鬼やろ！こっち来んなや！」

『ちゃうわ、アホ！紫耀やわ、鬼！』

廉「アホはおまえやろ！」

『一応な〜、英語の点数は勝ってんですよ〜』

廉「帰国子女なんやから取れるの当たり前なし！」

大吾「タッチ〜！鬼交代やな？」

『え？何でなん！紫耀が鬼やったやん！』

大吾「あれは演技やったんです〜」

『待てい、大吾〜！』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『はぁ、疲れたわぁ』

急に後ろから目を隠された。

『んぇ？！』

大吾「だ〜れだ！」

『大吾やろ〜、何年一緒に居ると思ってんねん、簡単には騙せんで？』

紫耀「ぶっぶ〜！平野でした！」

『え？何で？あ、それはズルいやんけ〜！』

大吾「あ、待ってA、廉にやろうや！」

『おっしゃ！』

教室の隅におった廉の後ろから目を両手で隠した。

廉「あ、わかった、Aやろ？わかりやすすぎやわ〜」

無言で大吾に目配せする。

大吾「だ〜れだ！俺ではないで〜」

紫耀「平野もちゃう〜」

廉「Aやんw」

『おいごらぁ！合図したやんかぁ！』

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

『やった！ユニ〇着いた〜！』

『な？な？写真撮ろうや！』

『あ！やっぱアレ並ばんと！』

大吾「テンション高いなあw」

紫耀「朝はやすぎやよ、眠いわぁ〜」

廉「うるさいわあ！ここ家ちゃうねん！」

『廉のがうるさいわ！』

廉「はあ？行きにグミ奢ったん誰やと思っとんねん！」

『廉が負けたからやんかぁ！』