もし、戻れるなら。 【なにきん】

３ ページ3

その1週間後、大西流星は夏松竹の稽古場に現れた。

他にも小さい子や色んな子もいたが、オーディションの時と変わらずダントツで輝いていた。

マネ「永瀬と西畑、そんで、、大西君と奥村君の4人で雑誌の撮影してもらいます。2人初めてやから、頼んだで、ふたり。」

やっぱり、っていうのと、、、いや、8割は困惑やな。もう撮影？ってのと、奥村君？ってのと。

奥村君というのはちょっと小柄な、でもキリっとした顔立ちの男の子やった。

淡々と事は進み、4人は撮影を終えた。皆が皆戸惑ってたと思うけど。

西「かわいいなあ、、ホンマに。」

廉「それしかゆーてへんやん」

流「あ、ありがとうございます。」

結構ぎこちなさそう(笑)

マネ「撮影も終わったから集まって。夏松竹の配役、発表するで。」

「はい」

年に一回の結構大事な発表。今回は少年たち。照史くんらへんが看守なんかな。

マネ「はい、これ配って」

ピラッ

(赤) 中間、浜中、山崎、重岡、小瀧、千崎
(青) 桐山、神山，龍太、菊岡、藤井、金内
看守長：濱田 副看守：向井 看守：ジュニボ、ギャンスタ

濱「え？」

千「濱ちゃん怖い看守長なん！？まって想像つかんて(笑)」

淳「俺赤のつなぎより青の方が似合うって」

重「絶対どっちも似合わないっすよ」

淳「いや似合うし」

みんな盛り上がってますけど、俺もプチパニック。副看守？、、つなぎ着たかった、、

マネ「囚人の役の人らは今週中に背中の番号決めて、連絡して」

「はーい」

マネ「じゃあ、ショウタイムの方のセトリも出すな。」

４→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す