11【また会おうね】 ページ12
まさかこころちゃん回が2回も続くなんて...
申し訳ない。5歳の癖になんかいろんな言葉知ってますが、あまり気にしないで
※話が凄いスピードで進みます。一瞬で4ヶ月経ちます
こころside
ここに来て2ヶ月たってわかった事としてはみんな個性が敵向きということ
「こころー、七海がごはん買ってきてだってー」
『…はーい』
この施設の平均年齢は7歳位だろうか。私は5歳だから最年少となる
因みに七海というのはここの先生だ
『いってきまーす...！』
急ぎぎみに靴を履いて、軽い足取りで近所のスーパーに行く
まだ2ヶ月しか立っていないのにあの家はもう取り壊され
【売地】という看板がたっていた。こんなところ誰も住まないだろうに。
母が行方不明になったことは今も事件として頻繁にテレビの話題として上がる
父の死体は思ったよりも遅く見つかっていた。そのおかげで腐り果てていても
違和感はなく、死亡の日にちは父が死んだ2ヶ月も前と想定されている
大好きだったのに。
"こころ、お誕生日おめでとう！"
"このお人形ほしかったの〜！ありがとー！お父さん、お母さん！"
"なんでッ...！クソ...ッ...！"
"おかあさん...？"
『…あーぁ...』
余計なことを思い出してしまった。
なんてどうでもいいことを考えているとスーパーが目の前にあった
『…ひーろー...？』
安物のテレビに映っていたのはオールマイトというヒーローの姿
『...でっかい...』
そして、私がヒーローを目指す彼女と出会うのはそれから4ヶ月とわりと短いものである
4 ヶ 月 後 ( ° д ° )
「...うぅ...ひっ...ぐ...」
『…どーしたの？』
今日は新しい子が入ってきたので歓迎しようと駄菓子屋に向かっている
勿論、私のときと同じようにみんなあまり歓迎していなかったので
私だけが駄菓子屋でお菓子を買うことになった
そして、駄菓子屋に向かう途中、道端でうずくまり泣いている女の子を見つけた
親とはぐれたらしい。"一緒に探してあげるよ"と言ってみても特徴が分からない
『…私はこころっていうの』
「…わたしA！よろしくね！」
元気な子だなぁ。さっきまで泣いてたとは思えない位にキラキラしている
しかし、私にも用事があるのだ。なのでAの分も何か買って駄菓子屋から出ることにした
『…はいこれ。あげるよ』
「なにこれ...？あめ...？」
二人で歩いていると、親が見つかったようだ。今見るとかなりお金持ちオーラがある
「…ありがとね！また会おうね！」
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ありーむ - けいさん» コメントありがとうございます！ハッピーエンド作りましたので、ぜひご覧ください！ (2018年10月14日 19時) (
レス) id: c3185ae74f (このIDを非表示/違反報告)
けい - なんかとても切ないです…一人で悩んで苦しんで可愛そうです…でもいい作品でした！ハッピーエンド見たいです！ (2018年10月13日 10時) (レス) id: 0d0916fec7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありーむ | 作成日時：2018年5月20日 20時
