・ ページ10
貴方「へぇ」
昨日から泊まっているお高いホテルの1室でテレビを見る。
私達を人質に取った? それをしたのは寧ろ君達の方だけれどね。まあ政治はそういうもんか。
貴方「あっれ」
てかみんなそこいるの!? 取材?インタビュー?を受けてる!?
そうやって言っても誰も受け入れられるわけがないよ。だって彼らは先生の人柄を知らない。恐ろしい力だけを知っている。
未知なもの、強大なもの、それに人間は畏れる。当然の本能。
貴方「今回ばっかりは除け者勘弁だよ」
お高いホテルだからこそ政府側も私を監視しにくかろう。それにこのことが起こる前から私はここに泊まっていた。関係があるかもサッパリ分からないんじゃないかな。
除け者にされたくないから学校近くでわざわざ陣取ったんだ。いやぁ近くにこういうブラックなホテルがあって良かったよねぇ。
貴方「教えの答えは暗殺で返す」
銃口に小さく口付ける。
殺される前に少しでも話す。私達で殺す。
貴方「さて」
今までずっと色んなことを隠して来た。
そういうのが楽しかったのもあるし、その方が後々楽だったのもある。でも暗殺教室の皆の前ではきっとそうする必要はない。
暗い世界を見せる気はないよ。だって彼らは殺せんせーに守られていたからこそ、裏に通じるのに、裏を知らない。
でもそれ以外なら、ね?
196人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
swl(プロフ) - 安蒜 佑さん» 感想ありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです!今後とも拙作をお楽しみいただければ幸いです。 (2022年10月7日 18時) (レス) id: 9ed30af1dd (このIDを非表示/違反報告)
安蒜 佑(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました!更新楽しみにしてます! (2022年10月7日 1時) (レス) @page6 id: 789e459cc4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mol/L | 作成日時:2022年9月30日 22時