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貴方「へぇ」

 昨日から泊まっているお高いホテルの1室でテレビを見る。
 私達を人質に取った? それをしたのは寧ろ君達の方だけれどね。まあ政治はそういうもんか。

貴方「あっれ」

 てかみんなそこいるの!? 取材?インタビュー?を受けてる!?

 そうやって言っても誰も受け入れられるわけがないよ。だって彼らは先生の人柄を知らない。恐ろしい力だけを知っている。
 未知なもの、強大なもの、それに人間は畏れる。当然の本能。

貴方「今回ばっかりは除け者勘弁だよ」




 お高いホテルだからこそ政府側も私を監視しにくかろう。それにこのことが起こる前から私はここに泊まっていた。関係があるかもサッパリ分からないんじゃないかな。
 除け者にされたくないから学校近くでわざわざ陣取ったんだ。いやぁ近くにこういうブラックなホテルがあって良かったよねぇ。

貴方「教えの答えは暗殺で返す」

 銃口に小さく口付ける。
 殺される前に少しでも話す。私達で殺す。

貴方「さて」

 今までずっと色んなことを隠して来た。
 そういうのが楽しかったのもあるし、その方が後々楽だったのもある。でも暗殺教室の皆の前ではきっとそうする必要はない。

 暗い世界を見せる気はないよ。だって彼らは殺せんせーに守られていたからこそ、裏に通じるのに、裏を知らない。
 でもそれ以外なら、ね?

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swl(プロフ) - 安蒜 佑さん» 感想ありがとうございます。そう言っていただけるととても嬉しいです!今後とも拙作をお楽しみいただければ幸いです。 (2022年10月7日 18時) (レス) id: 9ed30af1dd (このIDを非表示/違反報告)
安蒜 佑(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました!更新楽しみにしてます! (2022年10月7日 1時) (レス) @page6 id: 789e459cc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mol/L | 作成日時:2022年9月30日 22時

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