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目の前には、初めての彼ら以来の『名探偵コナン』の住人。
言わずと知れた3人組、そう、ウイスキートリオの御三方だ。

一瞬呆気に囚われたがすぐ銃口を向けて来たり視線が殺気まみれだけど、気にせずアイスを齧る。
美味い。


漏れなく警戒されているし、今までもこう言った経験はある。
だが不思議なことに、逆トリ勢の彼らは少なくともこの家の中では私を傷付けられない。

なんでかは知らないけど、この家はファンタジー、それで済ませることにしている。
だって考え出したら止まらない。


降「あなたは? ここはどこですか?」

『急に女性の家に現れたのはそっちですけどね?』

赤「……一軒家のリビングか」

『正解。私には今のあなた達の状況を説明出来る能力がありますけど、どうしたいですか?』

諸「バーボン」

降「……妙な真似したら撃ちますよ」

『ご自由に。資料取って来るんで、そこ座ってて下さい』


もう説明作業も手慣れたものだ。
なぜか逆トリして来る人達は軒並み理解力や順応力が高いから、そこまで気を配らなくっても良いし。

自室に入り、コナン1巻とゼロティー1巻と、彼らの名前の検索結果が表示されたノートパソコンとを持って下に降りる。

空気が張り詰めているが、警戒される態度にはもう慣れたので気にはならない。

『じゃあまず自己紹介しましょうか。家主の藤沢A、大学生です』

諸「緋色唯です」

赤「諸星大だ」

降「……安室透です」

『ではまず結論から言いますと、ここはあなた方が居た世界とは異なる世界。異世界、或いはパラレルワールドの類です』


うんうん、信じられないって顔してるよ。
今から小1時間かけて教えてやるからな。漫画の件も。

もう何度目になるやらなプレゼン気分で、説明を始めた。

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swallow(プロフ) - 深夜さん» 想像は無限大!ということにしてます! (2022年8月4日 10時) (レス) id: 9ed30af1dd (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - もしかして英国執事って黒執事のセバスチャン? (2022年7月31日 18時) (レス) @page1 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mol/L | 作成日時:2021年11月21日 16時

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