恐怖と戦う紅一点 ページ10
大吾Saido
ブブッブブッ
あ「はあ〜。」
あ「もしもし〜?平野ですけど。」
あ「はあ〜。」
大「何回もかかってきてんの?」
あ「まあね。でもおかしいんだよね。自分の携帯じゃなくて公衆電話なんだよ?」
大「そうなんだ。」
俺がAの異変に気づくのはもう少しあとのことだった。
丈「めちゃくちゃファンレターきたよ。」
駿「やったー!あっ。これAちゃんのです。」
あ「みっちー。ありがとね。」
駿「いえ。」
あ「っ…。いっ…た。」
恭「どうした?」
あ「ううん。なんでもない。紙で切った。」
大「はい。テイッシュ。」
あ「ありがとう。」
大「なんてね。ちょっと見して。」
そう言ってAの手を上げると‥。
全「えっ…………………!?」
白い机に垂れる真っ赤な血
手紙を見ると
Aを盗撮しているような写真がたくさん出てきた。その手紙には真っ赤な文字で
いつも一緒だよと書いてあった
あ「ずいぶん熱狂的なファンだね。」
謙「笑い事とちゃいますよ!!」
謙「よく笑っていられますね。」
大「長尾!!やめろ。こんなのあいつが一番わかってる。」
真っ青な顔したA
謙「ごめんなさい。」
あ「私こそごめんね。笑い事ちゃうよね。」
丈「いつから?」
あ「一ヶ月くらい前かな?」
丈「そっか。マネジャーとかには?」
あ「言ってある。車の送り迎えもできるときはしてくれて。」
丈「毎日やないんやな。」
あ「うん。人手が足りんみたいで」
大「俺らが送り迎えしたらええんちゃう?」
和「そうやな。」
あ「ええの?ありがとう。」
そして数日後事件が起きた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆっぴー
| 作成日時：2021年3月21日 19時
