【番外編】クリスマス�� ページ19
加州くん超能力あるんじゃない？なんて思っていたら何も言わずに抱き締められた
ここ廊下だから目立たないかもしれないけど、
すぐそこの広間には宴を楽しんでいる皆が見える
「主が俺を呼びに来たときに、こうやって抱き締めたら甘い香りがしたんだよね」
『…甘い香り…？あ。』
自分の手を嗅いでみるとクッキー生地の匂い…多分服にも焼いた時の匂いがついてるのだろう
だから抱き締められた時にわかって…
『あーーー！クッキーが…！！』
慌てて懐から出したのは
クリスマスっぽく赤と緑のリボンで飾った袋に入っているクッキー…透明な袋じゃないから中身は見えないけど、割れちゃったかな…
『加州くんに食べて貰おうと思って頑張ったのに…』
「…くれないの？」
『だって…割れちゃったかも…』
「割れても味は変わらないでしょ
主が俺に作ってくれたクッキー食べたいなあ」
そう言いながら出された手
この手を拒むなんてできず、私は彼の手にそっとクッキーの入った袋をおいた
『割れてるかもしれないけど…どうぞ』
「ん。ありがとうA…食べてもいい？」
私が小さく頷けば彼は袋を開け中のクッキーを1つとり
いただきますと言い食べた
とりあえず割れてはいなかったみたい
『…味は…どうかな？不味くない？』
味見はしたけど、やっぱり不安で聞いてみるが返事はなく無言で食べ続ける加州くんを見て心配になった
不味かったのかと思って
無理に食べなくていいよと言おうとしたけど
その言葉は彼の唇によって妨げられた
『ん…ふ……っんん、んっふあ…っ』
「…は………」
突然キスされたかと思えば
口の中に入ってきたのは加州くんの舌
クッキーの甘い味のする深いキス
唇が離れると目の前には、してやったりといった表情の彼
「クッキーのお裾分け。美味しかった？」
『……甘かったです』
お裾分けなら普通にクッキーくれたらいいんじゃないのかと抗議したくなったけど
「食べていい？って聞いたでしょ俺
クッキーも、Aも美味しかったよ」
だ、そうです…
やられた感もすごいけど…顔がすごく熱いです
初めての恋人とのクリスマスは
私には刺激が強すぎた
でも、こんなクリスマスも嫌いじゃないです
「もっと味見する？」
『これ以上は死んじゃうから結構です！！』
終わり
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のぞみ - もっとイチャイチャさせてください！ (2017年2月10日 13時) (
レス) id: 454f118451 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにあ(プロフ) - モノリスさん» コメントありがとうございます！や、ヤバイですか(o゜◇゜)こちらの番外編はたまーに更新するので、是非また読みにきて下さいまし(*´ω｀*) (2016年12月24日 4時) (レス) id: 0cb5d079ae (このIDを非表示/違反報告)
モノリス - これはヤバい(T ^ T) (2016年12月24日 0時) (レス) id: 63f656717a (このIDを非表示/違反報告)
ぽにあ(プロフ) - 朱羅＊ゆうねぇ＊さん» いつもありがとうございます(*´ω｀*)もう書きたい衝動が抑えれなくてこんな感じになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました！！これからもよろしくお願いします(。・ω・。)ゞ (2016年12月4日 11時) (レス) id: 0cb5d079ae (このIDを非表示/違反報告)
朱羅＊ゆうねぇ＊(プロフ) - ぽにあさん» わぁい！続くんですね！これからも楽しませてもらいます( *｀ω´) (2016年12月4日 11時) (レス) id: 1f4c6477ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽにあ | 作成日時：2016年12月3日 2時
