【刀剣乱舞】加州と鶴丸の兄は 大雑把。

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虎『…………お、おい加州。



新撰組の刀ってのは本当に此処に居るのか？』







暖かい日差しがさしこむ廊下に立ち止まり、室内から暴れる音が聞こえる部屋の前に立ち止まる。









加「……ま、まあ大丈夫だよ。ほら、さっさと中に入って。」





加州にそう言われれば仕方ない……。




こうなったら思いっきり脅かしてやる。







襖を開けようとしたとき、襖は内側から自動で開いた。









和「…………は？」





虎『………よ、よお。和泉守……』







お、驚かそうと思ったら逆に驚いちまった……。






和「………お、おま………虎永！？」






虎『……あ、はは。……どうも。』








和泉守の異変に気付いたのか、奥から堀川が出てくる。








堀「……あ！虎永さん、こんにちは！





凄く加州くんにそっくりで……」







虎『………あっはは………本当にな！



驚きだろう？』






堀「………なんか鶴丸さんに似てますね……。」






虎『………ん、まぁ鶴丸の兄でもあるからな。





兄弟共々宜しくたのむよ。』







堀「……へ〜、鶴丸さんのお兄さん、ですか。





骨折れそうですね……。」







堀川と兄弟の話で花を咲かせていると、後ろから何かに抱きつかれる。









虎『…………っ！？だ、誰だ？』







大「………虎永さん！！久しぶり！」








虎『！…おう！随分久しいなあ、大和守。』








堀「あ、虎永さん。




今遠征で長曽祢さん居ませんが、良ければ此方で休みませんか？」








『……加州、そうしていいか？』






加州の方を向くと、加州は楽しそうにいいよーと口にする。









虎『………んじゃ、行こうぜ。』









加州の手を引っ張って、中に入る。









「……っ！居た！兄さん！！」






何故か懐かしさのある声に振り返ると、そこには白い衣装に身を包んだ鶴丸。









『！…………おう、久しいなあ。鶴丸。』

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