アリアドネと糸 3 JM

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『A』




『ジミン』




向かい合うように座って抱きしめ合って、ひとつに繋がり続ける。


与えられる刺激にいつも通り、どこかに行ってしまいそうな感覚になる。





そんな私とは対称的に、


ジミンは余裕そうに、自分が与える刺激に反応する私を見て、楽しんでいるように見える。






『ジミン…、 ズルい。キラ…イ… 』




思わず私がそう呟くと、ジミンは驚いたような表情で、動きを止めた。




JM『え？』





『ジミンばっかり…


…余裕そうでイヤ。』







私の "ズルい"や"キライ"の意味を理解すると、


ジミンは、一層嬉しそうに笑った。






JM『だって、Aの反応がたまんないんだもん 笑』





その表情はさらに余裕そうで、私はむくれる。






JM『笑



…Aの反応、ほんとずっと見てたくなる。



ね？…見せて？』




ジミンは艶な表情で瞳を揺らめかせ、満足気に言うと、



また動き始めた。






『んっ、ジミ…ン』





さっきよりももっといろいろな刺激を与えてくる。




私は声をあげながら、



ジミンにされるがままに反応することしかできなくて、



結局、"ズルい"と言う前よりももっと、快感に溺れることになった。








この瞬間が永遠に続けばいいのに、と思う。







今が終わらなければ、



私たちはずっと、結われて繋がっていられる。








『ジミン…


ずっと一緒にいて？』







JM『うん…


ずっと一緒。



大丈夫、離さないから。』







ジミンは私がせがむと、いつも、優しく微笑みながら、"離さない"と言ってくれる。


それが嬉しくてたまらない。





子どもみたいなことをしているとわかってるけれど、


私は何度言ってもらっても、足りないほど、



ジミンが好き。



だからやめられない。






『ジミン…好き


…好き』






JM『俺も…


A、好き。




ずっとこのままー』








ー 繋がっていようね ー








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