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Yuna Side
『ねぇ、ソミン…
SM『あ、噂をすれば』
ソミンの視線が、私たちの進行方向の先の通路に向く。
そこにはジミンが1人で立っていて、こちらを見ていた。
SM『ジミンさん、お疲れさまです』
ソミンがジミンに笑いかけ、ジミンが笑顔で応えた。
2人の距離感が少し前までのそれより近くて、心がざわつく。
ジミンの近くに着くと、
ジミンが、ソミンに微笑みかけながら近寄ってきた。
JM『ソミン、それ、俺にちょうだい?』
ジミンが、手を出して、荷物を受け取る素振りをする。
SM『え』
JM『荷物、俺がヌナと片付けてくる。
…いい?』
ソミンは、少し驚いた様子だったけど、すぐに何かを思ったみたいで、『どうぞ!』と軽やかに答え、荷物を渡し、
あっという間にその場からいなくなった。
JM『ヌナ、行きましょうか』
離れていったソミンを見やったあと、
ジミンは私を見て少しだけ微笑むと、倉庫の方に向けて歩き出す。
さっきまでソミンだった隣が、愛しい人になった。
横顔を見ると、やっぱりきれい。
ジミンは何も発しなくて、ただ前を見ているけど、
歩く速度は私に合わせてくれて、優しい人、と改めて思った。
倉庫に着いて、荷物を棚にしまう。
ジミンはまだ何も話さなくて、
その違和感に不安になってきた私は、沈黙を終わらせるために、声をかけた。
『ジミン…』
ジミンがそれに反応して、ゆっくり振り返って私の方を見る。
その表情は、
険しい。
それから、ジミンは一つ息を吐くと、口を開いた。
JM『ヌナ。
回りくどく聞いても仕方ないから、聞きます。
ヌナ、昨日の夜…、女の人を階段から落として、怪我をさせましたか?』
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yuri(プロフ) - s2v1ovez3z3さん» こちらの方こそありがとうございます!最後捲るように終わらせてしまったので、不完全燃焼で書いてみました 笑 やっぱり甘いのが一番ですね♡ありがとうございました☺️ (2022年7月13日 0時) (レス) id: b75d6993e1 (このIDを非表示/違反報告)
s2v1ovez3z3(プロフ) - 完結してしまったー😭私の楽しみがー😭と思っていた所に甘々なその後を書いて下さって本当にありがとうございます♡♡ (2022年7月10日 23時) (レス) @page31 id: 718f60282f (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - ☆サラ☆さん» ありがとうございす!そうなんです…書きたいなぁとちょうど迷っていたので 笑、まとまりましたら、アップさせていただこうと思います。ありがとうございます(T-T) (2022年7月3日 22時) (レス) id: 38d37401de (このIDを非表示/違反報告)
☆サラ☆(プロフ) - 完結おつかれさまでした。でもお話終わってしまったのが寂しいです😭番外編でラブラブに過ごす2人がまだ読みたいです。 (2022年7月3日 17時) (レス) @page26 id: 36e5a424ed (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - イズミさん» 大変嬉しいコメントありがとうございます(T-T)こんな世界線あったらいいなと思って書いていましたので、共感いただけて本当に嬉しいです。ありがとうございました! (2022年7月2日 16時) (レス) id: 6d0cac4372 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuri | 作成日時:2022年6月7日 23時