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大学4年と社会人2年目の2〜3年付き合った元彼は、付き合った後、知れば知るほど、価値観は違い、束縛も激しく、別れたくて仕方なくなった。
特に会社の飲み会に行くのに、ネチネチ言われたり、同棲もしてないのに門限を指定されたり、男とは連絡交換するな、とか、社会人1〜2年目の断りづらい身に思いやりのカケラもない要求をしてくるようになったことは、私にこの人とは無理と思わせるに十分だった。
意を決して別れ話をすると、二度と束縛しないとか、仕事応援するとか言い出し、人目憚らず泣いたり、挙げ句の果てには連日夜中に私のアパートに突然来て、入れて開けてと泣いたり、仕事先で待ち伏せされたりした。
身の危険を感じ、マリや先輩たちに協力・説得してもらい、なんとか別れた。
それから住まいを変え、私はバイト先の仲間や先輩たちとも、マリと比べたらそれなりに疎遠に過ごすことになっている。
そんな中の二次会の話。
結婚式をする先輩は、割と仲良かった女の先輩で、元彼との別れ話のときもとてもよくしてくれた。
別れて何年経ったの？、いい加減もうあの人も吹っ切ってるから絶対来て！と半ば強制的に誘われ、断れないことは明白。
行きたい…けど、行きたくない…
存在がトラウマとなっていることを改めて認識しつつ、
なんとなくうとうとしてきたので、どうか続きをみませんように、と願って目を閉じた。
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作者名：yuri
| 作成日時：2022年1月26日 0時
