気になるYGのあの娘

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『ところでユンギさん…？』

「ん？」

『…この手は何だ』

「あ？」





そりゃーお前っ、部屋に二人っきりなんだぞ？

しかも久しぶりに会えたんだ

触れたくもなるだろーよ





『まさか…お主やる気か？』

「…わりぃーかよ、」

『そりゃームリな話だな』

「はぁー？…まだアレなわけ？」

『いや、女の子の日じゃーない』

「じゃーなんだよっ、」

『ここ宿舎、みんな居る』

「だからなんだよ、」







俺たちが付き合ってることはみんな知ってるし、男と女が個室に篭もりっきりになってれば察しはつくだろうよ

だけど、Aは『ソレが嫌なんだ！』と言い張る







『合わす顔がないだろうが、』

「今さら何言ってやがる」







俺に我慢しろとでも？んなの、ムリに決まってる







『自分で処理しろよ』

「あほか！」







何が悲しくて自分でしなきゃならないんだよ

俺は中学生かっ！







『アンタは私としたいから付き合ってんのか？』

「はぁー？付き合ってっからしたいんだろーが！」







『悪いが、私は今そんな気分じゃない』

「…あっそ、」

『…帰る』

「…帰すか、あほ」

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