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TH「ねー、ユンギヒョン」
「あ?」
TH「Aちゃんと順調?」
「なんで」
TH「だって最近、会えてないって「お前、まさか…」
TH「ん?」
「あいつと連絡取り合ってんの?」
TH「なんで?…あ、ダメだった?」
「…いや、…別に」
TH「そ」
「前から聞こうと思ってたんだけど、お前らなんで仲良くなったの?」
TH「え、…俺とAちゃん?…えっと、あれ?なんでだっけ?」
「はぁ…?」
TH「ごめん、分かんないや 笑」
前にも一度だけ、Aにも同じ質問したことあるけど
…全く同じ答えだった
それが妙に腑に落ちない
テヒョナは交友関係が広いし、あんなんだから分からないでもないが
でも、Aはテヒョナとは違う
あいつは好き嫌いがハッキリしていて
好きな奴にはとことん懐き、嫌いな奴には目もくれない程にサッパリとしている
だから元々共演すら少ないAがテヒョナと仲良さげにしている姿に驚いたし、正直違和感を覚えた
俺はメディア通して初めてAの存在を知り、新人ながら凛と佇む姿や堂々としたパフォーマンスを直で見たとき一瞬で心を奪われた
でもそれは一人のファンとしてで
近づきたいとかそんなんじゃなく
って…いや、違うな
あの頃はまだ認めるのが怖かったんだ
恋愛ごとにうつつ抜かす暇なんてなかったはずなのに
気付いたら俺はテヒョナに小さな嫉妬をしていた
そして、それは日に日に大きくなっていった
Aと付き合うようになって、消えたかのように思えたけど
口には出さないが、心の奥底で二人の間には何か特別な感情でもあるんじゃないかと
ふと、思ってしまうんだ…
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milk - 続き気になります!更新待ってますね! (2018年12月30日 14時) (レス) id: 800ebeaeb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nana | 作成日時:2018年10月2日 6時