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テヒョナから聞き出した店の名前を聞けば、あーあそこかと直ぐに分かった

全席個室でいつも俺らが利用する店

部屋も毎回同じ一番奥の個室

戸を開ければ

ずっと会いたいと思っていたAが





…ほんとうに、居た…






TH「何突っ立ってんの? 早く座んなよ 笑 」

「…あぁ、」






テヒョナの隣りへと腰を下ろすなり

「元気だったか…?」と恐る恐る話しかけてみると

『…う、うん…』とどこか落ち着きなく伏し目がちに目を泳がしてるもんだから、あーやっぱりテヒョナが企てたことなんだと悟った






TH「ねぇー」

「あ?」

TH「二人って本当に別れちゃったの?」

「…あぁ」

TH「好き同士なのに?」

「……。」『……。』

TH「…変なの、それっておかしくない?」

『テヒョンくん、それはさっき私が説明したでしょ?ちゃんと話聞いてたの?』






テヒョナに?こいつには何でも話すんだな…






TH「うん、聞いてたよ。だからおかしいって言ってんの。そんなの内緒で付き合ってる子たちなんか沢山いるよ?」

『…だから、それがバレたから TH「だからって別れる必要ある?」

「お前、何ムキになってんの?酒でも飲んでんのか?」

TH「飲んでないってば。…イライラすんだよねー、二人見てると。何をそんなに気にしてんの?好きなら好きで、それでいいじゃん!」

『…か、簡単に言わないでよ!私が、私たちがどんな思いでやっとデビューしたと思ってんの!?…たかが恋愛のためにダメにするわけにはいかないの。テヒョンくんたちはいいよ、BTSは安泰でしょ?私たちはそうはいかない。デビューしたばっかりだし、こんなことで躓くわけにはいかないんだってば…』






たかが…、こんなことで…か。

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milk - 続き気になります!更新待ってますね! (2018年12月30日 14時) (レス) id: 800ebeaeb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nana | 作成日時:2018年10月2日 6時

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