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【スランプ…?Aが?】
「違うのかよ、」
スタッフの目を盗んでジスって子の楽屋に来たものの、話が噛み合わず途方に暮れる
【それ、本気にしてるんですか…?】
そう言われてみれば、あいつはスランプなんて無縁なタイプだったなと改めて思い知らされる
感覚的というか、天性のものがあって
一緒にいるときも『あ、ちょっとごめん…』と、不意に降りてくるメロディーや歌詞なんかを記録する光景をそばで何度も見てきた
ストックされてる曲もいくつもあることを知っていたはずなのに
…だったら何なんだと、ますます頭がこんがらがってくる
「他に好きな奴ができ【っ、そんなはずないじゃないですかっ!】
声を荒らげ、食い気味に来られれば、こっちとしてはもう黙るしかない
【Aが不憫だから正直に言いますけど、今あの子…謹慎中の身なんです】
「…謹慎…?」
【事務所にバレたんです…ユンギさんと付き合ってること、】
頭を金槌か何かで叩かれたような強い衝撃だけが残る
後悔か、それとも自責、堕罪意識からか
俺は、その場で跪いた…
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milk - 続き気になります!更新待ってますね! (2018年12月30日 14時) (レス) id: 800ebeaeb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nana | 作成日時:2018年10月2日 6時