春の思い出【芹沢千秋】 ページ1
瀬戸口 A
瀬戸口優と瀬戸口雛の姉
芹沢千秋と明智咲と同い歳
千秋の幼馴染で彼女
芹沢 千秋
芹沢春輝の兄
生まれつき体が弱い
Aの幼馴染で彼氏
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『千秋、大丈夫?』
「ん?ああ、大丈夫!」
私の彼はいつも無理をしていると思う、体が弱いのにいっつも笑顔で
今日のお花見も私が無理を言って一緒に来た、体調がこの頃良かったから病院の先生に外出許可を取ってくれて・・・
「A、まーた考えてる?心配しすぎ
Aが誘ってくれたのに来ないわけないだろ?ほらほら俺、Aの弁当食べたいんだけどー?」
『ふふっ、じゃあこの桜の下で食べよ』
私が指した桜はとても大きくて春を感じられた、あんまり周りに人がいなかったからってのもあるけど笑
・・・今年はどうしても千秋と2人で来たかった、何となく千秋も私も千秋の家族も感じ取ってるんじゃないかって思ってて
きっと来年この桜を
千秋と見ることはできないんだって
病気で入退院を繰り返して体が弱いけど人を助けて、だけどやっぱり病気が治ることなくって、千秋がいちばん辛いのが分かってるからたくさんの思い出を作りたい
この花見は思い出を作りたい・・・そんな私の願いだった
「これうまっ、Aの手作り!?」
『わわっそんな一気に食べたら』
「ヒック」
『しゃっくり出ちゃってるよwお茶飲んで?』
ありがとー、って言って千秋はお茶を受け取って一気に飲み干した
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作者名:レナナミル♪ | 作成日時:2022年1月18日 19時