竜族の少女は鳥籠の中 (ページ40)

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キ「(メリオダス…)」

キングは先ほど、自分がメリオダスに疑いをかけたことに後悔している

【恩寵の光】

ネ「リュドシエル様は、知力、魔力、カリスマ…全てを兼ね備える最高の
　四大天使。この地を手中にするのは時間の問題。聖戦の勝利のため
　に、家族も友も捨て去ったリュドシエル様の覚悟を、無駄にしては
　ならない」

ゴ「ただ一つの目的のために、全てを捨て去った男か…俺もそんな男を
　知っている」

そして、白いカーテンを捲ると、大きな扉が出てきた

扉の縁には何人もの女神の像

ネ「聖戦に勝利した暁には、この門が同胞達を迎え入れる」

ゴ「これが天界へ通じる門、か…」

ﾒﾗ「予想通りね」

ゴ「！」

ゴウセルが後ろを向くと、ふわふわ浮いてるメラスキュラ

ﾒﾗ「女神族共の趣味って最悪」

ゴ「メラスキュラ、捕虜の救出はどうなった」

ﾒﾗ「どうもこうもないわ、罠だったのよ…」

メラスキュラはそれ以上言わない

怒っているようだ

なのでゴウセルが人差し指を動かし、メラスキュラの頭から記憶を抜く

ゴ「ふむ…救出に失敗、さらに四大天使、タルミエルとサリエルの出現で
　部下がほぼ全滅…か」

ﾒﾗ「か、勝手に頭のなか覗かないでくれる…！？」

ゴ「お前と入れ違いで、リュドシエルが向かった…流石に分が悪いか…」

【外】

仕留め損なったサリエルを殺そうとフラウドリンが拳を振る

そして完全に仕留めたと思って余裕の表情をするが、拳の中には何もいない

そして肩にはサリエル

サ「鈍臭いね、君」

肩や腕には知らない切り傷で、血が噴き出る

そして地面に倒れてしまった

そしてガランの方は、タルミエルに若干押されていた

タルミエルが光の球を作っているうちに殺そうとデリエリとガランは試みるが、横の二つの顔に邪魔される

そしてガランに大きな光の球を打ち付ける

ガランはキャッチしようとするが、地面にめり込む

そこにモンスピートが加勢し、魔の球を横の顔に打つ

そしてモンスピートの体と腕をサリエルがバラバラにする

それを見たデリエリがサリエルに殴りかかる

それを防ぐために竜巻を身に纏わせるサリエル。デリエリの腕は削れるが、サリエルに拳は届かず

けれど、根気でサリエルの右目に攻撃を入れる

サリエルは地面に落ち、回復しようとすると、地面が盛り上がる

何かと思って見ると、先ほどのタルミエルの球を持ったガランが立っていた