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6話 〈十戒〉vs.〈四大天使〉 ページ37

十戒により課せられし試練

キングとディアンヌはグロキシニアとドロールの姿となり、3000年前のブリタニアに送り込まれた

そこで待ち受けていたのは、女神族、巨人族、妖精族による連合、光の聖痕(スティグマ)と魔神族の聖戦

魔神族を根絶やしにせんとする四大天使のリュドシエル、全ての種族の共存を望むエリザベス

それぞれの思惑が交錯する中、ついに十戒率いる魔神族との全面戦争が始まろうとしていた








?「君たち、よくもエリザベス様に無礼を働いたな…アンネリーゼ様は竜神族
  だから正直どうでも良いけど…オリジン様に怒られたくないからね」








光の中から、桃色の光線

それがエリザベスとアンネリーゼを包み込む

エリザベスの全身の傷は一瞬で治る







『うっ…!』







エリザベスの横で気絶していたアンネリーゼは苦しくて目を開く

そして苦しみ出す






『うぅ…!…ック…』



?「ああ、アンネリーゼ様には少し辛いかもね。だって、聖なる光に竜神族が
  耐えられるわけないから」



『…ッハァハァ…』



?「エリザベス様を傷つけて…怒られるのは僕らなんだぞ」

?「これで処刑確定…ってどのみち魔神族は処刑ですけど」



デ「あいつらは?」

ガ「四大天使が2匹…ハハッ!少しは遊べそうじゃわい」






光の中から2人の女神族

1人は顔が3つある女神族……〈四大天使〉「大海」 タルミエル

もう1人は青い髪で少年の姿をした女神族……〈四大天使〉「竜巻」 サリエル






タ「ところで、十戒が罠にかかるかどうか…賭けは私の勝ちですね?」

サ「チッチ、それは無効だね。僕は十戒が全員揃うかどうかに賭けたんだ」



メラ「はーあ…女神族の冗談って、笑っちゃうくらい笑えないわよね」



タ「じゃあサリエル、次は十戒を仕留める時間を賭けませんか?」

サ「そうだな…僕は5分だ。タルミエル、君は?」

タ「私は10秒」






そして2人は手のひらを前に出す

それに気づいたガランがメラスキュラを抱き抱える






ガ「全員退避!」

メラ「わわっ!」






タ・サ「「極大聖櫃(オメガアーク)」」






大きなアークが全ての魔神族を包んだ






『サリ、エル……タルミ、エル……殺しちゃ……ダメ……』






アンネリーゼは苦しみながらも起き上がって2人に言う

しかし、その声は小さすぎるがために2人には聞こえていない






フ「し、しまった…!」

モ「すまないね、お前達の仇は必ずとる」






下級魔神はどんどん消えていく

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月19日 23時

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