section 3 ページ27
「わぁっ…！治った！ありがとう」
『ここは危険だよ。急いで私たちの拠点に戻ろう』
エ「そうね」
行きの道を戻り、妖精王の森の出口につく
ロ「これが妖精王の森かぁ…！」
中を進むと、巨人族の王様であるドロールでさえ小さく見えるほど大きな大樹たち
キ「はぁ…魔力の差が道図に表されてるなあ…自信無くしそう」
ディ「？、あれは何？」
ディアンヌは木々のてっぺんから見える、白い謎の建物を指差して言う
メ「どうも今日のお前ら変だなあ…俺たちの拠点だろ」
ディ「あわわわ…！」
ディアンヌとキングは怪しまれないようにしていたのに、変だと思われてしまって慌てて口を抑える
『どうしての？体調が悪いなら言ってね？』
ディ「う、うん！大丈夫！全然平気！」
『ならいいけど…』
〈
ディ「ねえ、キング。さっきの戦いが試練だったってことかな？
だとしたらボク達、一応合格したんじゃない！？」
キ「合格なら元の場所に戻ってもおかしくないはずだよ」
ディ「じゃあ、試練は続行中ってこと？」
キ「そう考えるのが妥当だろうね…」
スティグマの本拠地には、長い長い階段があり、そのそばには沢山の巨人族が並んでいる
そして入口と思われる場所から1人の女神族の姿が見える
「あれは…まさか」
「女神族の神兵長か！？」
キ「女神族の新兵長？」
ディ「そうみたい…」
入口から出てきた人は、落ち着いた雰囲気で話し始める
？「ようやくお戻りか。
キ「？」
メ「………」
『……』
？「ネロバスタ。その辺にしておきなさい」
後ろから大きな翼を持った男の人が出てくる
ロ「この魔力！まさか…」
ネロバスタは怒ったような険しい表情でこちらに向かって叫ぶ
ネ「跪け！人間共！このお方こそ、我らが導き手、四大天使リュドシエル様だ！」
〈四大天使〉長「閃光」、リュドシエル
ロ「……」
ﾘｭ「戦火に傷つきし、我らが友を救えたのは何より…私は、あなた方を
歓迎しましょう」
「あ、あれが…」
ロ「女神族の四大天使！」
ﾘｭ「ちょうどよかった…皆さんに朗報です。全ての種族は待ち望んだ、聖戦の終結がやってきました」
その言葉を聞いてエリザベスは笑顔になる
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年9月19日 23時
