section 7 ページ22
ﾃﾞｨ「うえぇぇ…」
キ「落ち着いてディアンヌ！……だよね？」
確認のために聞いてみる、すると明るい顔をするディアンヌ
ﾃﾞｨ「キング…？」
キ「うん」
ﾃﾞｨ「ボクたちどうしちゃったの？こんな姿、他のみんなに見つかったら
誤解されちゃう…！」
キ「それだけじゃない。ここは全く見覚えのない景色だ」
すると上からものすごい勢いで降りてくる、壮大な魔力の塊
キ「何か来る…！」
ﾃﾞｨ「！」
キ「この禍々しい魔力は…！…魔神族に違いない！それも十戒レベル！」
そして近くの岩に落ちると、そこには見覚えのある姿が…
ﾃﾞｨ「！！」
キ「そんな…！」
ﾃﾞｨ・キ「「メリオダス！？」」
メ「よぉ、早かったな」
ﾃﾞｨ「うぅそぉ…！！だって君、い、一ヶ月前に死んだはずじゃ…！！」
メ「ドロールさんや…相変わらず下手な冗談だなあ。グロキシニアも何か
言ってやれ」
キ「え？……あ、ああ、いやっ、誤解だよ！オ、オイラはキングで、
こっちはディアンヌ！」
ディ「こんな姿になってるのには…じ、事情があって…！」
メ「こんな姿って…いつものお前らじゃねえか」
ﾃﾞｨ・キ「「え？」」
メ「それに誰だよ、キングとディアンヌって」
グ「あ、あ、ああ〜…」
メ「大丈夫か？お前ら」
するとすぐ横に白い大きな翼を生やしたエリザベスの姿
メ「おっ、来たな」
ﾃﾞｨ「え…？どうして君がここへ？」
エ「どうしてって…5人で落ち合う約束だったでしょ？」
グ「で、でも…その姿は」
ﾃﾞｨ「その背中についてるものって…」
グ「あり得ない…妖精族の羽とも違う」
メ「当たり前だろ。エリザベスは”女神族”なんだからよ」
グ「エリザベス様が…！？」
ﾃﾞｨ「女神族〜！？」
メ「あれ？そういや、アイツは？」
エ「アンならもう少しで来るはずだけど…」
すると上からものすごいスピードで何かが落ちてくる
大きな白い物体…
キ「こ、今度はなんだ！？」
メ「相変わらず時間にルーズなやつだなぁ…」
ガッシャン！
『ごめんごめん！お待たせ！』
白い煙が立ち、それが収まると白い竜がいた
そして目を瞑り、翼に覆われたかと思うと、翼とツノだけを残したアンネリーゼの姿があった
けれど、キングとディアンヌが知っているアンネリーゼより感情表現が豊かだし、姿もまったく変わっていない
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年9月19日 23時
