1話 ページ3
パン、パン！
メリオダスが酒場で盛り上がっているみんなへ手を叩く
メ「ちょっとお前ら、聞いてくれ」
ディ「どうしたの？団長」
エ「何かあったのですか？」
メ「少し急だが、目的地を決めた！」
バ「急だな〜、で？どこに行くんだ？」
メ「お前らは聞いたことねえか？〈赤髪の断罪人〉」
全員「赤髪の断罪人？」
みんながぽかんとした顔で言う
メ「ああ、幻夢の森には、赤髪で翼の生えた断罪人がいるんだ」
エ「でも、どうして断罪人なのですか？それなら…守護者とかでも…」
メ「みんなが断罪人と呼ぶのは、森に入ろうとする者に厳しい罠が
仕掛けてあるんだとよ。
雷だったり、暴風の檻、あるいは炎の渦や一生眠りから目覚めない
夢に落とすとか何とか……」
バ「案外しょぼそうだな」
キ「そうだよ。そんなところによって何か意味があるの？」
ゴ「団長には、何か考えがあるんだろう」
メ「ああ……お前らには、ちと悪いが、俺の私情に手伝ってもらうぜ」
メリオダスは苦笑いを浮かべながらそう言う
その声色はどこか悲しいような……寂しいような声色だった
しばらく俯いたかと思うと、パッと顔をあげいつもの笑顔に戻る
メ「よし！じゃあ早速出発だ！ホークママ、頼むぜ！」
するとホークママは大きな鼻息と共に出発をした
ディ「それで、ここからその幻夢の森へはどのくらいの距離なの？」
マ「ざっと見たところ、400マイルくらいだな」
キ・ディ「「400マイルー！？」」
ディ「そんなに長い距離を移動するの！？」
メ「まあな」
エ「その幻夢も森にはどうしても行かなければならないのですか？」
メ「ああ、大切な約束を果たすためにはな…」
エ「メリオダス…」
ゴ「俺が計算したところによると、少なくとも5日はかかるな」
ディ「5日も？」
メ「まあいいじゃねえか！ゆっくり向かおうぜ」
ディ「ホント、団長は気楽だな〜」
キ「本当だよ…」
メ「にしし」
その5日後、ホークママの背に乗りながら幻夢の森へと旅立った
一方その頃＿＿＿
『！、大きな魔力が…』
赤髪の少女は木の上からスタッと降り、森の出口へと向かう
断罪人もどうやら出迎えてくれるみたい
さて、七つの大罪と赤髪の断罪人……どうなることやら
ーーーーーー
なんか結構強引ですみません！
話がわからない人はアニメを見ることを推奨します
幻夢の森はオリジナル設定です
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作者名：ゆっきーぷ | 作成日時：2022年9月19日 23時
