竜族の少女は鳥籠の中 (ページ19)

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キ「うん…最初から全力で飛ばすよ」

グ「まずは正解ッス…君らの実力じゃ、最初から全力でかかってきてくれないと…！」

グロキシニアは、武器を取り出す

グ「3秒も楽しめない…！」

こちらに武器を飛ばしてくる

こちらも対抗するために神器を取り、戦う

キ「霊槍シャスティフォル、第二形態守護獣(ガーディアン)！」

向かってくるグロキシニアの武器を受け止める

しかし、その力が強く押されてしまう

キ「ああっ！」
　

ガーディアンはどんどん壁へ押されていく

　

キ「しめた！あの勢いで壁にぶつかれば、脱出口が開くかも…！」

しかし思っているようにはならず、壁にぶつかると、壁が伸びて跳ね返されてしまった

キ「壁が弾力性を持っている…！？ここは…魔力で作られた建造物か…！！」

グ「よそ見している暇はないっすヨ〜？」

よそ見をしている間にすぐ後ろにはグロキシニアの武器

回転し、どんどんそのスピードを上げていく

グ「霊槍バスキアス、第二形態、守護虫(ガーディアン)」

目の前には大きな蜂

キ「これは…！！」

ディ「はぁぁー！」

ディアンヌが神器を振り翳し、ドロールに立つ向かう

しかしドロールの体は鉄のように硬く効果がない

ディ「ていあー！」

何回殴っても相手に傷ひとつ入らない

そして逆に攻撃されてしまった

すぐに反応してヘビメタを出すが、それでも吹き飛ばされてしまう

なんて威力なの…ヘビメタを咄嗟に使わなかったら、危なかった…

ディ「でも…ボクだって負けないからね！！」

武器を取り、攻撃をする

ディ「乱撃衝(クレイジーラッシュ)」

地面から生えた石の腕がドロールを殴ろうとするが、ドロールは華麗に避け、一向に当たらない

ディ「避けた…！？また…！？」

違う…避けてるんじゃない…踊ってるんだ…！！

そして青い目が光ると、石の腕は砕ける

ディ「ボクの魔力が消えた…あぁ…」

ド「娘よ」

ディ「！」

後ろを振り返ると、ドロールの大きな体がある

ド「お前はまるで理解していないようだな。巨人族の力とは己の筋力
　のみに在らず。我らは大地の力をどれほどその身に変換できるか
　で、強さが決まるのだ」

ディ「！！…ヘビメタ！」

咄嗟にヘビメタを使う

そして大きな拳が自分の体に当たり、壁に思いっきり叩きつけられるが、弾力のため、すごく跳ね返される