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キ「ん?…それにしてもなんだかみんな楽しそうだな」
ディ「ねえ、キング!みんなで踊ろう!」
キ「えっ…あ…うん!」
ディ「ほら!」
ディアンヌは満面の笑みで、キングにとってはとてもとても大きな手を差し出す
そしてその手に掴まり、くるくると回る
キ「あははは!」
〜〜♪〜〜🎶
〜♫🎶〜〜🎶♫
ゲラードside
それにしても、ハーレクインとディアンヌの話は真実なのだろうか…
もしグロキシニアが生きていて、魔神族に与しているとすれば、やはり3000年前のあの事件が引き金に…
森を見ると、綺麗に散る花々
その中心には巨人族が踊る
それを囲むように音楽を奏でる妖精
ゲ「(◞ ‿ ◟)」
妖「ゲラード様?」
私も妖精に手を引かれ、輪の中に入る
みんな手を繋いで踊っている
私もみんなと踊る
すると手を引かれる。そこにはグロキシニアがいた
———「よかったっス、生きていてくれたんすネ」
ゲ「( ◠ ◡ ◠ )……!」
手を差し出すと、そこには誰もいなかった
みんなも音楽が止み、我に帰ったようにキョンとしていた
マ「私たちは今、何をしていた…」
オ「グルルル…ワンワンワン!」
妖「わーー!妖精王様ー!!」
先ほどまでディアンヌと一緒に踊っていたハーレクインの姿がない
それと同時にディアンヌの姿もない
マ「ディアンヌが消えた…!ゲラード殿、何か気付いたか?」
ゲ「(O_O)…」
マ「ゲラード殿?」
ゲ「分からない…ただ、何かが込み上げてくる…」
———「生きていてくれたんすネ」
ゲ「(´╹ ‸ ╹`)」
あの声は……そんな…
キングside
【鉱樹オルドーラ】
?「さあ、2人とも、目を覚ませ」
キ「!」
辺りは先ほどの妖精王とは一変し、知らない場所だった
キ「……ディアンヌ!」
後ろのいたディアンヌに呼びかけると、ハッとしたように辺りをキョロキョロし始める
ディ「!、キング!…ここはどこ?ボクたち、さっきまで妖精王の森に…」
へ「ハーレクイン、最悪の展開だ」
甲冑のヘルブラムが話す
キ「ヘルブラム…どうし…ッ!」
目の前には青い大きな足
そして上を見上げると、魔神族、十戒のグロキシニアとドロールがいた
キ「ドロール…グロキシニア…!
いつの間に!ここはオイラが…!」
ディ「ボクも逃げない!
最後が君と一緒で良かった」
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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月19日 23時