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section 3 ページ18

キ「ん?…それにしてもなんだかみんな楽しそうだな」

ディ「ねえ、キング!みんなで踊ろう!」

キ「えっ…あ…うん!」

ディ「ほら!」




ディアンヌは満面の笑みで、キングにとってはとてもとても大きな手を差し出す

そしてその手に掴まり、くるくると回る




キ「あははは!」




〜〜♪〜〜🎶

〜♫🎶〜〜🎶♫






ゲラードside




それにしても、ハーレクインとディアンヌの話は真実なのだろうか…

もしグロキシニアが生きていて、魔神族に与しているとすれば、やはり3000年前のあの事件が引き金に…




森を見ると、綺麗に散る花々

その中心には巨人族が踊る

それを囲むように音楽を奏でる妖精






ゲ「(◞ ‿ ◟)」

妖「ゲラード様?」






私も妖精に手を引かれ、輪の中に入る

みんな手を繋いで踊っている

私もみんなと踊る

すると手を引かれる。そこにはグロキシニアがいた






———「よかったっス、生きていてくれたんすネ」



ゲ「( ◠ ◡ ◠ )……!」






手を差し出すと、そこには誰もいなかった

みんなも音楽が止み、我に帰ったようにキョンとしていた






マ「私たちは今、何をしていた…」

オ「グルルル…ワンワンワン!」

妖「わーー!妖精王様ー!!」







先ほどまでディアンヌと一緒に踊っていたハーレクインの姿がない

それと同時にディアンヌの姿もない






マ「ディアンヌが消えた…!ゲラード殿、何か気付いたか?」

ゲ「(O_O)…」

マ「ゲラード殿?」

ゲ「分からない…ただ、何かが込み上げてくる…」






———「生きていてくれたんすネ」






ゲ「(´╹ ‸ ╹`)」






あの声は……そんな…












キングside



【鉱樹オルドーラ】







?「さあ、2人とも、目を覚ませ」



キ「!」






辺りは先ほどの妖精王とは一変し、知らない場所だった






キ「……ディアンヌ!」






後ろのいたディアンヌに呼びかけると、ハッとしたように辺りをキョロキョロし始める






ディ「!、キング!…ここはどこ?ボクたち、さっきまで妖精王の森に…」

へ「ハーレクイン、最悪の展開だ」






甲冑のヘルブラムが話す






キ「ヘルブラム…どうし…ッ!」






目の前には青い大きな足

そして上を見上げると、魔神族、十戒のグロキシニアとドロールがいた






キ「ドロール…グロキシニア…!
  いつの間に!ここはオイラが…!」

ディ「ボクも逃げない!
  最後が君と一緒で良かった」

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年9月19日 23時

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