僕らのホグワーツ青春譚 (ページ26)

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No.25 ページ26

シリウス side

おっかない顔をしたリーマスとエバンズ

リリー「いつAと仲良くなったのよ」

リーマス「ちゃんと謝ったの？」

リリー「髪のことって何？」

リーマス「なんでリボンを持ってるの？」

リリー「盗んだものは返した？」

リーマス「Aと距離近くないかな？」

マシンガントーク、、、いや、もうマシンガン(機関銃)どころじゃない、ガトリングガンだ、ガトリングガントーク

実際、クリスマス休暇の間でジェームズはあいつと関わったんだと思う

以前なら絡みにいくタイミングも、あの女が楽しそうに1人で笑ってるのを見てどこか楽しそうに笑ったり

毎朝俺より早く起きては俺が起きるまでに帰ってきて、

ジェームズはあいつと和解したのか？

リーマスがおかしかったのはもう良い、元々リーマスはあいつを咎める側じゃなかったし、

でもなんでジェームズが？

家のしがらみやらを放って、自由を見せてくれたジェームズが、あいつと仲良くしているようでは、

あいつを未だ咎める側である俺が、まるでジェームズに取り残されたみたいで

酷く癪に障る

あのヘラヘラと笑う顔を、エバンズじゃなく、ジェームズやリーマスに向けて、

虫酸が走る

ジェームズ「え、えっと、仲良くなったのは、、、」

リリー「さっさと言いなさいよ」

ジェームズ「クリスマス、、、です」

クリスマスならジェームズは俺と一緒にいた。朝はどこか忙しそうに部屋に戻って来たけど

シリウス「クリスマスの、朝だろ」

ジェームズ「シっ、シリウス！？」

リーマス「なんで？また何かしたの？」

ジェームズ「何もしてない！、、、と言ったら嘘になるかも、、、」

リリー「何したのよ！！」

ジェームズ「か、かみを、、、」

リーマス「かみ？」

シリウス「紙？」

リリー「髪！？」

ジェームズ「髪を、、、結いました、」

リリー「ありえない！！私も結ったことないのに！！」

リーマス「で？リボンは？眼鏡は？」

ジェームズ「昨日、、結ってたとき、とり違えて、、、」

シリウス「お前毎朝あいつの髪の毛いじってたのかよ」

リリー「謝ったんでしょうね！」

ジェームズ「謝った！謝ったよ！！」

リリー「ならもう私は行くわ、早くAのとこに行かなきゃ」

部屋に戻ってもリーマスはジェームズに質問責めだった