僕らのホグワーツ青春譚 (ページ25)

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No.24 ページ25

No side

『(ジェ、ジェジェジェジェジェームズ、、、なんかめっちゃ見てくるんだけど、)』

ジェームズ「(シリウスなら大丈夫だよ、仲良くなりたいんじゃない？)」

ヒソヒソとまだ喋り続ける二人。そのことによってリーマスとリリーの地雷をバカスカと踏み抜いてるのを気づいてない

リーマスもリリーも散々いじめてたジェームズがAとこんなに親しげなのが許せないのだ

『(うう、、、絶対コイツ私のこと嫌いだってぇ、、、)』

ジェームズ「(そんなことより、どうやって僕達がこの場を切り抜けるかの方が大事だよ！)」

『(もう無理だよ、、、リリーは怒ったら怖いんだよ？セブルスも言ってたもん、、、なんで怒ってるのかわかんないけど)』

ジェームズ「(うーん、、、とりあえずご飯を食べてからにしよう！)」

と言ってやっと目の前のご飯に手を伸ばしたジェームズ。それに続いてAもやむなく目の前の肉を食べ始めた

＊

なんの会話もないまま食事は続いており、

『ジェームズ、それちょうだい』

ジェームズ「はい、A」

ジェームズにとってもらった糖蜜パイをジェームズの手に持ってもらったまま頬張ったA

あーん、したのだ

それによって先程よりもっと不穏な空気が立ち込めて来て、A達は自分らの置かれた状況を再確認した

『(そうだ忘れてた、、、どうやって助かる？)』

ジェームズ「(このまま無事にご馳走様しても事情聴取まっしぐらだ)」

Aはどうしたものか、と辺りを見回す。するとスリザリンのテーブルを立つセブルスの姿が目にはいった

その瞬間、Aは覚悟を決めた

『ジェームズ、、、私わかった』

ジェームズ「何が？Aにわかることで僕にわからないことはないよ？」

『うるさい、私達二人で助かろうとしてたからダメなんだよ、』

ジェームズ「え？A？それってどういう、、、」

『あっ！！セブルスー！！！ごめんリリー！私もうご馳走様！！またね！！』

ガタンと勢いよく席を立って駆けていくA

もうすでにセブルスの隣にいて、早く行こう、と手を繋いでは引っ張っている

取り残されたジェームズは

リーマス「まぁAは悪くないしね、」

リリー「Aが悪いことなんてこの世にひとつもないわよ」

「「さて、ジェームズ/ポッター？」」

スーパーウルトラハイパー尋問タイム！！